Vini d’Italia2022年間最優秀ワイナリーはグイド・ベルルッキ
Gambero Rossoが毎年発行しているイタリアワインガイド「Vini d’Italia=ヴィーニディタリア」2022年版のアワードは来たる2021年10月16日、17日の両日に渡りローマで行われるが、フランチャコルタの雄「グイド・ベルルッキ Guido Berlucchi」が年間最優秀ワイナリーに選ばれた。 「グイド・ベルルッキ Guido Berlucchi」はフランチャコルタの代名詞であるメトド・クラッシコを最初に用い、それまではスティルワイン一辺倒だったこの地に革新的なスパークリングをもたらした先駆的ワイナリー。若き日のグイド・ベルルッキ Guido Berlucchiとワインメーカー、フランコ・ズィリアーニ Franco Zilianiはタッグを組み、1961年にシャルドネとピノ・ビアンコを用いて3000本のスパークリングワインをリリース。これが現在我々が知るフランチャコルタの原型だ。記念すべき1961年は現在エチケットデザインに採用されており「61」という数字が誇らしげにボトルネックを飾っている。また、今年はファーストヴィンテージのリリースから60周年にあたる。グイド・ベルルッキはすでにこの世を去ったが、フランコ・ズィリアーニは今年の6月に90歳の誕生日を迎え今も健在。フランチャコルタの父として、地元ワイン関係者たちが尊敬するレジェンドだ。また「グイド・ベルルッキ Guido Berlucchi」のFranciacorta Nature 61 2014はVini d’Italia2022年でも最高峰の3つグラス「トレビッキエーリ Tre Bicchieri」に選ばれている。10月16日にはローマで招待ジャーナリスト限定「グイド・ベルルッキ」の垂直試飲が行われる予定。SAPORITAでもその模様をレポートするが、幻の1961ヴィンテージも登場するか?という点にも注目したい。SAPORITAをもっと見る
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