ステーキ王が仕掛けるイタリアン「イル・ルピーノ・プライム」OPEN
世界展開する有名ステーキハウス「ウルフギャング」が仕掛ける本格イタリアン「イル・ルピーノ」初の日本店が2022年7月1日北青山にOPENした。1939年ドイツ生まれのウルフギャング・ズウィナー氏は祖父も父もレストラン経営者という一家に生まれ育ち、自らもホテル学校卒業後ヨーロッパのホテルやレストランで経験を積む。一度はレストランビジネスから離れたものの自らの出自が忘れられなかったのか再びレストラン・ビジネスに戻り、1887年創業ニューヨークの名門ステーキハウス「ピーター・ルーガー」に入店。1963年間から2003年まで実に40年間ヘッドウェイターとして活躍したアメリカのステーキ界における伝説の人物だ。現在は正統派熟成ステーキが味わえる「ウルフギャング・ステーキハウス」オーナーとしてニューヨーク、カリフォルニア、フロリダ、東京、ソウル、香港など世界11都市に展開している。 「イル・ルピーノ」はそのウルフギャング氏が2010年にワイキキにOPENしたステーキが人気のトラットリア。店名の「イル・ルピーノ」とはイタリア語で小さな狼を意味し、10代の頃にイタリア料理に魅せられてイタリア中を旅した際「君の名前はウルフ(狼)ギャングか、じゃイル・ルピーノだな」と言われたことに由来するという。 「イル・ルピーノ・プライム」はウルフギャング氏が息子のピーター・ズウィナー氏とともに手がけるトラットリア&バー。食材はウルフギャング氏が認めたものだけを使用し米国農務省(USDA)が認めた最上級品質のプライムグレードの牛肉をアメリカからチルドで空輸。Tボーンステーキなどで提供する。 メインとなる「USDAプライムT-BONEステーキ1,2kg」は2〜3人前で26,400円。他に「自家製パッパルデッレ トリュフクリームソース」3,300円や「生ハム・サラミとイタリアンチーズ盛り合わせ」2,970円、「子羊のハーブロースト ガーリックローズマリーソース」14,300円といずれもアメリカサイズのボリューミーかつシェア可能な特大サイズになっている。アメリカ経由のイタリア料理に関心があり、フィレンツェ風Tボーン・ステーキ=ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナとはまた一味違うアメリカ風Tボーン・ステーキを味わいたい方は一度お試しを。 Il Lupino Prime イル・ルピーノ・プライム 東京都港区北青山3-4-3 ののあおやま2F Tel03-6804-5661 11:30〜23:30(22:30 L.O.) www.illupinojapan.jp 

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