3つ星シェフ、ニコ・ロミートによるパスタレッスン開催

先日イタリアより3つ星シェフ、ニコ・ロミートが来日。代々木にある服部栄養専門学校にニコ・ロミートを招いての特別パスタセミナーが開催された。今回のイベントで使用するパスタはガルファニャーナの「ガロファロ」で、ニコ・ロミート・アカデミーより2人の料理スタッフも同時に来日。日本人招待シェフを対象としたデモンストレーション形式で行われた。招待シェフはイタリア料理界から京都「チェンチ」坂本健シェフ、神保町「アルテレーゴ」平山秀仁シェフ、中目黒「ウニート」岡野健介シェフら合計8名で、それぞれがデモンストレーション通りにパスタを再現してみせてくれた。

今回アカデミーのスタッフが披露してくれたのは乳化をテーマとした「アーリオ・オーリオ」、非加熱ソースがテーマの「カルボナーラ」、そして革新的な調理法として「タラとペッパー水のパスタ」の3種類だった。いずれも基本的な技術だが参加したシェフはいずれも「ひさしぶりにイタリア人と料理できて楽しい」あるいは「イタリア人に指導されるとか何年ぶりだろう」とそれぞれがイタリアを感じつつ楽しんだ様子。ニコ・ロミートの名作である「ボットーニ・ディ・アックア・ディ・ポモドーロ」や「スパゲッティ・アル・ガンベロロッソ」は今回登場しなかったが、また次回機会があればこうしたシグネチャーディッシュのデモンストレーションも期待したい。


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