那覇で過ごすリラクゼーションタイム Hotel Strata NAHA

那覇空港に到着したならば、まずは「ゆいレール」で那覇市内へと向かうのがいいだろう。地上高くにつくられたモノレールからは青く輝く沖縄の海と那覇市内が一望でき、なによりも地元の人々が普段使う生活路線からは沖縄の空気を色濃く感じられるのだから。那覇空港から16分で到着する「美栄橋駅」はにぎやかな国際通りにも近い那覇市中心部にあるが、駅からわずか30秒の位置にあるのが「Hotel Strata NAHA ホテル ストレータ那覇」だ。「STRATA(ストレータ)」とは英語で「地層」や「層」を意味するが、これはその土地に積層されてきた歴史や文化を滞在の中で感じ、新しく訪れるゲストと地域の人々との交流をきっかけに、土地に新たな魅力を積み重ねていくことに由来している。美栄橋は琉球王国時代より首里との往来の要となった交通の要所であり「Hotel Strata NAHA 」は様々な人々の交わりから、新しい沖縄らしさを育み発信していく場所となっていくことを目指しているのだ。

ホテル内に一歩足を踏み入れると大きなガラス窓越しに緑に囲まれたガーデンプールが目に飛び込んできた。プールに降り注いでいるのは沖縄ならではの眩しい日差し。那覇市中心部にありならがリゾート感が味わえるのが何よりの魅力だろう。ホテル内には沖縄工芸とコラボした調度品が配置されており、どことなく沖縄らしい異国情緒も感じる。例えば首里織を使用したクッションやフットスロー、紅型染めを使ったアートワーク、やちむんで作ったランプシェードの他、琉球ガラスや琉球漆など、今もなお継承されている沖縄の伝統工芸を館内随所に取り入れている。ゲストルームはコンパクトながらも機能的でビジネスでの滞在も可能だ。

荷物を置いてまずはガーデンプールへ。全長14mのプールは都会とは思えない開放感で子供用プールもあるので家族連れでも安心して利用できる。この夜は離れにあるレストラン「MOSS okinawa」で素晴らしい美食体験を堪能したあと、那覇の夜景を見ながら眠りについた。翌朝目覚めるとまずは宿泊者専用フィットネスジムへ。早朝にもかかわらず外国人のゲストがワークアウトに励んでいる中こちらもエアロバイクとダンベルで軽めのトレーニングをこなしたあと1階にある「CAFE STRATA」で朝食を楽しむ。

「CAFE STRATA」での朝食はワンプレートにサラダやドリンクなどがつくハーフビュッフェのスタイル。この日は「県産あぐー豚のストレータ風タコスライス」「サーモンとほうれん草のクロックムッシュ」「県産鶏胸肉と自家製ガラムマサラのヘルシースープカレー」「マンゴーとチョコレートのスイーツサンド 自家製ショコラテリーヌ添え」「米粉パンと6種のベジタブルディッシュ」の5種類の中からクロックムッシュをチョイス。カリッと焼き上げた厚めのトーストで朝からエネルギーをチャージした。「CAFE STRATA」は国際都市である那覇らしく、さまざまな国籍のゲストで賑わっていたが、特に休日を楽しむ家族連れやカップルの姿が目立つ。

沖縄北部への移動にはレンタカーが必須だが「Hotel Strata NAHA 」ならば移動を機にすることなくリゾート気分が味わえる。夜は飲食店で賑わう国際通りに出かけてもいいし、昼間は近郊のビーチで日がな一日過ごすこともできる。那覇空港や市内中心部からのアクセスのよさと、ガーデンプールに代表される開放的な空気。次回の那覇への旅は是非「Hotel Strata NAHA 」に数日滞在し、那覇を満喫してみてほしい。


Hotel Strata NAHA
沖縄県那覇市牧志1-19-8
Tel: 098-860-7400
https://okinawa-uds.co.jp/hotels/strata-naha


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