考えうる理想をすべて注ぎ込んで“ロカンダ”の新しい形を実現したGustificio
ヴェネト州を北から南へと流れるブレンタ川。ヴェネト平野を潤すこの川沿いにあるカルミニャーノ・デル・プレンタは、のんびりとした空気に包まれた鄙びた街である。豊かな水のおかげで古くから製紙業が盛んだが、工場があるとは微塵も感じられない牧歌的な雰囲気で、見… 続きを読む
ヴェネト州を北から南へと流れるブレンタ川。ヴェネト平野を潤すこの川沿いにあるカルミニャーノ・デル・プレンタは、のんびりとした空気に包まれた鄙びた街である。豊かな水のおかげで古くから製紙業が盛んだが、工場があるとは微塵も感じられない牧歌的な雰囲気で、見… 続きを読む
ツーリズムの前にひと言プラスして◯◯ツーリズムと題した、特定のテーマに沿って組み立てられた旅や観光は、体験型旅行の定番として今や巷に溢れているが、そもそもはアグリトゥリズモあたりから始まったのではないだろうか。農家の仕事を手伝ってもらう代わりに寝泊ま… 続きを読む
「きっかけは、イタリア菓子の職人である磯尾直寿さんがイル・プレージョに入った時。レストランのデザートだけでなく、磯尾さんならではのものをと考え、以前から取り組んでいたというパネットーネを出していこうと決めたことから始まりました」と、岩坪滋シェフは語る… 続きを読む
毎年3月に開催される食品及び飲料の展示会FOODEX JAPAN。今年で50回目を迎えるアジア最大級の同展示会において、海外パビリオンとしては最大規模のイタリア館を訪れた。オリーブオイルやパスタ、チーズ、オイル漬け野菜やソースといった加工品、菓子、コー… 続きを読む
小規模、アルティジャナーレなメーカーが集まる食品見本市TASTEが2月8日〜10日の三日間にわたってフィレンツェで開催された。スタート当初はかつての駅舎イベントスペース、スタツィオーネ・レオポルドで行われていたが、年々出展社が増え、手狭になったことか… 続きを読む
クリスマスのパネットーネ、人気はやはりミラノ・クラッシコタイプのようだが、作り手がファンタジーとテクニックを駆使したオリジナル・フレーバーのパネットーネも毎年現れる。そんな特別なパネットーネすべてに出会うのは無理としても、今年はどんなユニークな“変わ… 続きを読む
ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、アーモンド。北はピエモンテから南はシチリアまで、イタリアはナッツの宝庫。身近な素材だけに料理、お菓子に頻繁に使われる。そのナッツの魅力を最先端の独自技術で存分に引き出すのが、ピエモンテ州のパリアーニ社だ。
企業としての正式創… 続きを読む
100万人以上のフォロワーを持つSNS「Braciami Ancora」より、2025年版ベスト・ステーキハウス50軒が発表された。ステーキハウス、つまり、肉のグリルを専門とするレストランのクオリティ、革新性、メニューの充実度などを基準に、”フィアンマ… 続きを読む
イタリアの伝統的発酵菓子パネットーネの日本での普及を目指す団体「パネットーネ・ソサエティ」が、「パネットーネ・コンテストin Japan 2024」を開催している。リエヴィト・マードレ(酵母を起こし、粉と水で種継ぎを重ねて発酵力を高めた自家培養発酵種)の… 続きを読む
フィレンツェでパスティッチェリアといえば、圧倒的にクラシックな世界で、どの店も素朴な焼き菓子や昔ながらのアイスケーキ(ズッコットなど)が中心。そんなフィレンツェにパスティッチェリア・ロウを持ち込んだのがヴィート・コルテーゼだ。16歳で飲食の世界に入り… 続きを読む