2020年4月まで繰り広げられる“ミクソロジー・サーカス” エゴ・シルクス
イタリアの2019年を振り返ってみると、ミクソロジーがかつてなく盛り上がった年だったように思う。ミラノには次々とスタイリッシュなバーができ、ローマやボローニャでもミクソロジー・コンテストが開かれた。ワインのような瓶内で完成されたものを受け身で味わうの… 続きを読む
イタリアの2019年を振り返ってみると、ミクソロジーがかつてなく盛り上がった年だったように思う。ミラノには次々とスタイリッシュなバーができ、ローマやボローニャでもミクソロジー・コンテストが開かれた。ワインのような瓶内で完成されたものを受け身で味わうの… 続きを読む
イタリアのオリーブオイル業界はワイン業界に比べて20年遅れている、と常々言われている。品質の追求、消費者へのアピール、エデュケーションなどなど、ワイン業界が先んじて展開、投資してきたことが、2000年代以降ようやくオリーブオイル業界にも浸透し始めてい… 続きを読む
イタリア料理に欠かせない食材のひとつ、オリーブオイル。世界で最も多くのオリーブ品種を有するイタリアでは、土地によりオリーブオイルの味も異なります。その奥深さを知るにはやはり生産者を訪れるのが一番。トスカーナのキャンティ地区で、4代に渡り農園を営む「プ… 続きを読む
イタリアは今、空前のミクソロジーブーム。カクテル先進国である日本からすれば、なぜ今?という感も否めないが、ヨーロッパで最大のワイン王国の一つであるイタリアで、カクテルなるものは長らく日陰の存在だった。ボトルから注いでそのまま飲めるワインがあるのだから… 続きを読む
一般消費者とメーカーとの双方向コミュニケーションという点で、ワイン業界に遅れを取っているオリーブオイル業界。それでも、ENOツーリズムの成功に着目したオリーブオイル生産者が徐々に増えてきており、フラントイオの見学やその場でのテイスティングができる機会… 続きを読む
第44代アメリカ合衆国大統領に就任したバラク・オバマ氏へ、イタリア共和国が祝いの印に贈った「Elisir Gambrinus」は、ヴェネト州トレヴィーゾ県のレストラン&ワイナリー「ガンブリヌス」が170年以上前から作り続けているリキュール。赤ワインをベ… 続きを読む
トリエステの駅から鉄道の線路に沿ってしばらく北上し、東に逸れて街を離れながら急な坂道を上る。わずか2km余りの距離だが、景色はすっかり山の中。車一台がやっと通れる細道の先に目指すワイナリーBoleがある。200年に渡ってこの地で葡萄を作り続ける小さな… 続きを読む
モデナ名物といえば何といってもバルサミコ酢。DOPとIGPの2カテゴリとそれ以外にもバルサミコベースの商品がいろいろあって、どれがどれやらわかりにくいのが実情だ。そこで、少しでもヒントを得ようとIGPモデナ産バルサミコ酢保護協会の会長を務めるマリアン… 続きを読む
プロセッコメーカー348業者の中で、協同組合や多国籍企業ではなく一族オーナー会社として、また第三者から葡萄を提供されることなく自社畑のみで製造するワイナリーとしては最大規模を誇る「Villa Sandi」。本拠であるクロチェッタ・デル・モンテッロのヴィ… 続きを読む
ヴァルドッビアデネからベッルーノへ向かう。国道はピアーヴェ川にほぼ沿って谷を行くが、次第に空が近く感じられ、標高が上がっていくのがわかる。目指すワイナリー「Le Rughe」の畑テヌータ・ア・コルはベッルーノの南5kmに位置する。ワイナリーや葡萄畑とい… 続きを読む