Manami Ikeda

Manami Ikeda


池田愛美 Manami IKEDA ジャーナリスト、コーディネーター 出版社に女性誌編集者として勤務後、1998年イタリアに渡る。旅と料理の分野でインタビュー、取材、撮影、執筆、講演活動を日本、イタリア両国で行う。主な著書に「シチリア美食の王国へ」「サルデーニャ!」「フィレンツェ美食散歩」「ローマ美食散歩」「アマルフィとカプリ島」「伝説のトラットリア・ガルガのクチーナ・エスプレッサ」「Dolce!イタリアの郷土菓子」「極旨パスタ」「最新版ウイーンの優雅なカフェ&お菓子」など多数。 Facebook:ikedamanami

Posted by Manami Ikeda

プレスティージュラインからスプリッツまで幅広くプロセッコを展開するワイナリー「ヴァルド」

年間生産量4億6400万本という世界最大のスパークリングワイン銘柄プロセッコは、その75%が輸出されている。残りの25%は国内マーケットで流通しているが、価格が手頃であることからスーパーマーケットも主要な販売ルートだ。どのスーパーでも必ず見かけると言… 続きを読む

古代ローマ遺跡と共存するマルケージ派リストランテ「ジェリウス」

トレヴィーゾから北東30キロにある、ポルティチ(柱廊)が張り巡らされた瀟洒な街オデルツォ。歴史は古く、紀元前11世紀には商業の地として栄え、古代ローマ時代にも自治権を認められた国として繁栄を誇った。その足跡は今も鮮やかに残り、ローマに次いで街に占める… 続きを読む

ヴェネト発祥の高級野菜、ラディッキオ・ロッソ・ディ・トレヴィーゾ

冬の訪れとともに登場する、目にも鮮やかな赤紫色のラディッキオ・ロッソ。ラディッキオ・トレヴィジャーノとも呼ばれるが、正式名称は、ラディッキオ・ロッソ・ディ・トレヴィーゾで、そのうち、ずんぐりとした楕円形のものがプレコーチェ(早生)、細い葉を持ち、その… 続きを読む

1000年前と変わらぬ生物多様性を守るワイナリー「ボルゴルーチェ」

コネッリアーノの南西スゼガーナにある農園「Borgoluce」は、1000年以上の歴史を持つヴェネト有数の貴族コッラルト家がオーナーである。トータルで1200haの土地の大部分は森と牧草地が占め、その他に麦畑、とうもろこし畑、葡萄畑(約100ha)、… 続きを読む

ヴェネト生まれのミニ・グリッシーニ、ビバネージの美味しさの秘密

指の長さほどのグリッシーニ、Bibanesiの故郷はヴェネト州のビバーノ。フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州との境界に近い小さな町で、創業者のジュゼッペ・ダ・レはそこでパン屋を営んでいた。昔から、パン屋の仕事は夜に種を仕込み、翌朝早くに焼くのが習わ… 続きを読む

三代にわたって急成長を遂げ、今や先進のプロセッコメーカー「サントメ」

始まりは1971年、葡萄の小作農家アントニーノ・スピナッツェが4haの自らの畑を購入。収穫した葡萄はヴァルドッビアデネの組合ワイナリーに提供した。そして80年、息子のアルマンドが新たに28haを購入。スピナッツェ家はヴァルドッビアデネで最大の葡萄供給… 続きを読む

イタリアのクラフトビールとコリアン・フュージョンの親和性

ほんの20年ほど前のフィレンツェには、イタリア料理の店しかなかった。正確に言えば、中華の店もアラブ系の料理の店も少しはあったが、その存在感はほんのわずかで、大半はイタリア料理、否、トスカーナ料理の店だった。しかし、ここ数年で爆発的にレストランの数が増… 続きを読む

肉とパスタの伝統をとことん追求するエミリアの Osteria del Mirasole

ボローニャからローカル線で3駅20分、サン・ジョヴァンニ・イン・ペルシチェートに着く。駅を出るとすぐ傍に工場らしき建物があり、線路の引込み線が工場敷地に続いている。この工場を除くとほとんど何もない駅前の並木道を歩いて行くと、左手に工場建物の正面が見え… 続きを読む

Select Your Style

Pre Define Colors

Custom Colors

Layout

0
    0
    お買い物カゴ
    お買い物カゴは空ですSHOPに戻る