プレスティージュラインからスプリッツまで幅広くプロセッコを展開するワイナリー「ヴァルド」
年間生産量4億6400万本という世界最大のスパークリングワイン銘柄プロセッコは、その75%が輸出されている。残りの25%は国内マーケットで流通しているが、価格が手頃であることからスーパーマーケットも主要な販売ルートだ。どのスーパーでも必ず見かけると言… 続きを読む
年間生産量4億6400万本という世界最大のスパークリングワイン銘柄プロセッコは、その75%が輸出されている。残りの25%は国内マーケットで流通しているが、価格が手頃であることからスーパーマーケットも主要な販売ルートだ。どのスーパーでも必ず見かけると言… 続きを読む
トレヴィーゾから北東30キロにある、ポルティチ(柱廊)が張り巡らされた瀟洒な街オデルツォ。歴史は古く、紀元前11世紀には商業の地として栄え、古代ローマ時代にも自治権を認められた国として繁栄を誇った。その足跡は今も鮮やかに残り、ローマに次いで街に占める… 続きを読む
冬の訪れとともに登場する、目にも鮮やかな赤紫色のラディッキオ・ロッソ。ラディッキオ・トレヴィジャーノとも呼ばれるが、正式名称は、ラディッキオ・ロッソ・ディ・トレヴィーゾで、そのうち、ずんぐりとした楕円形のものがプレコーチェ(早生)、細い葉を持ち、その… 続きを読む
コネッリアーノの南西スゼガーナにある農園「Borgoluce」は、1000年以上の歴史を持つヴェネト有数の貴族コッラルト家がオーナーである。トータルで1200haの土地の大部分は森と牧草地が占め、その他に麦畑、とうもろこし畑、葡萄畑(約100ha)、… 続きを読む
1976年に創業した「Le Contesse」は、初代ロリス・ボノットのクオリティワインへのたゆまぬ探究心が核となっているワイナリーである。機械をいじることが好きで、ワイン製造者になっていなければエンジニアになっていたというロリス・ボノットは、ワインに… 続きを読む
指の長さほどのグリッシーニ、Bibanesiの故郷はヴェネト州のビバーノ。フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州との境界に近い小さな町で、創業者のジュゼッペ・ダ・レはそこでパン屋を営んでいた。昔から、パン屋の仕事は夜に種を仕込み、翌朝早くに焼くのが習わ… 続きを読む
始まりは1971年、葡萄の小作農家アントニーノ・スピナッツェが4haの自らの畑を購入。収穫した葡萄はヴァルドッビアデネの組合ワイナリーに提供した。そして80年、息子のアルマンドが新たに28haを購入。スピナッツェ家はヴァルドッビアデネで最大の葡萄供給… 続きを読む
ほんの20年ほど前のフィレンツェには、イタリア料理の店しかなかった。正確に言えば、中華の店もアラブ系の料理の店も少しはあったが、その存在感はほんのわずかで、大半はイタリア料理、否、トスカーナ料理の店だった。しかし、ここ数年で爆発的にレストランの数が増… 続きを読む
ボローニャからローカル線で3駅20分、サン・ジョヴァンニ・イン・ペルシチェートに着く。駅を出るとすぐ傍に工場らしき建物があり、線路の引込み線が工場敷地に続いている。この工場を除くとほとんど何もない駅前の並木道を歩いて行くと、左手に工場建物の正面が見え… 続きを読む
旅先ではできるだけ本屋を覗くことにしている。外国はもちろんだが、イタリアでも、その土地に関連する本は現地書店にしかないことが多い。探せばネット上にもあるが、存在を知らなければ探すこともできないし、検索ワードがずれていたら見つけられない。だいたい、こん… 続きを読む