Manami Ikeda

Manami Ikeda


池田愛美 Manami IKEDA ジャーナリスト、コーディネーター 出版社に女性誌編集者として勤務後、1998年イタリアに渡る。旅と料理の分野でインタビュー、取材、撮影、執筆、講演活動を日本、イタリア両国で行う。主な著書に「シチリア美食の王国へ」「サルデーニャ!」「フィレンツェ美食散歩」「ローマ美食散歩」「アマルフィとカプリ島」「伝説のトラットリア・ガルガのクチーナ・エスプレッサ」「Dolce!イタリアの郷土菓子」「極旨パスタ」「最新版ウイーンの優雅なカフェ&お菓子」など多数。 Facebook:ikedamanami

Posted by Manami Ikeda

トスカーナの島々の美食巡り攻略本

トスカーナと聞いてイメージするのは、フィレンツェやピサ、シエナ、キャンティ...とどれも内陸にある。が、しかし、トスカーナにも海があり、陸から見えるところに島が浮かんでいる。海岸線と仏領コルシカ島の間に点在するエルバ、ジッリオ、カプライアとそのほかの… 続きを読む

サルデーニャ!26ペコリーノの本質とは

サルデーニャでペコリーノチーズを食べずにすますことは、サルデーニャの本質を味わわないのと同じことだと思う。160万の人口に対し羊が360万、先史時代より羊飼いをなりわいとした人々の暮らしの礎はペコリーノチーズなのである。ペコリーノチーズにはさまざまな… 続きを読む

サルデーニャ!25カリアリ、ズィア・ペッピーナ

イタリアでは、お菓子が美味しいのはシチリア、というイメージがある。リコッタクリームを詰めたカンノーリやマジパンと砂糖漬けの果物で飾ったカッサータがあり、ジェラートにおいては発祥の地でもある。しかし、サルデーニャも負けてはいない。否、家庭で作られる伝統… 続きを読む

サルデーニャ!24カリアリ、サ・ドム・サルダ

五,六年前に比べると、カリアリの街中にレストランが増えたなと思う。レストランだけでなく、ちょっとしたモダンな雰囲気のカフェなんかも多い。クラシックなカフェならば、ラルゴ・カルロ・フェリーチェ通りの「カフェ・ズヴィッツェロ」が19世紀末風の雰囲気を今に… 続きを読む

サルデーニャ!23カリアリの魚介食堂ダ・バレーナ

「パスタなし、主役は魚」。こんな謳い文句に誘われて、街のはずれの産業道路沿いの食堂にやってきた。店の前に白黒ネコ。店から年配の女性が出てきて慣れた様子でネコにキャットフードをやる。魚料理の店に懐いているけれど、魚をもらっているわけではないらしい、など… 続きを読む

サルデーニャ!22カリアリ、ス・クンビドゥ

カリアリで庶民的な料理屋を探すなら、ローマ通りとラルゴ・カルロ・フェリーチェ通り、レジーナ・マルゲリータ通りに囲まれた一帯をぶらぶらするといい。ジェノヴァもそうだが、港に面した下町には料理屋が集まっているのだ。店の外に掛けられたメニュを見、表から中を… 続きを読む

サルデーニャ!21カリアリの金細工、オーロ・サルデーニャ

サント・エフィジオの祭りを見た時、女性達の衣装の美しさ、特に装飾品の素晴らしさに目を奪われた。たくさんの金色のブローチが胸元に輝き、頭に被ったスカーフも金の鎖で留め、袖口には鈴のような形の飾りボタンが下がっていた。普通、そんなに付けたらけばけばしいだ… 続きを読む

サルデーニャ!20カリアリの工芸と食材、サポーリ・ディ・サルデーニャ

サルデーニャの味、という名のここは、パーネ・カラサウ、フレグラ、ミルト酒にペコリーノチーズといったサルデーニャ名物を扱う店である。ところ狭しと並んだ商品をじっくり検分していると、「カラスミ、いかがですか」とカラスミの部分だけ日本語で勧めてくる人があっ… 続きを読む

サルデーニャ!19カリアリ、サン・ベネデット市場

カリアリに来るたびに我々が必ず訪れるのが、サン・ベネデット市場だ。1957年6月に完成した2階建てで総面積8千平米、イタリアで最大の一般向け市場である。ここの凄さは一階がすべて魚売り場であること。肉や野菜、チーズなどは二階に集められている。魚の種類は… 続きを読む

サルデーニャ!18ノーラの遺跡とリストランテ・ミラージュ

旅は終盤に近づいていた。サンタンティオコ島から195号線に乗り、サルデーニャの最南端をぐるりと回るようにカリアリ方面へ向かう。目指すはノーラ、サント・エフィジオの行進が行き着く聖地でもある。カリアリの東西の海岸沿いは海辺のリゾートとなっている。東はヴ… 続きを読む

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