Manami Ikeda

Manami Ikeda


池田愛美 Manami IKEDA ジャーナリスト、コーディネーター 出版社に女性誌編集者として勤務後、1998年イタリアに渡る。旅と料理の分野でインタビュー、取材、撮影、執筆、講演活動を日本、イタリア両国で行う。主な著書に「シチリア美食の王国へ」「サルデーニャ!」「フィレンツェ美食散歩」「ローマ美食散歩」「アマルフィとカプリ島」「伝説のトラットリア・ガルガのクチーナ・エスプレッサ」「Dolce!イタリアの郷土菓子」「極旨パスタ」「最新版ウイーンの優雅なカフェ&お菓子」など多数。 Facebook:ikedamanami

Posted by Manami Ikeda

サルデーニャ!7レストラン・チーカッパ@オリエーナ

薄暮の時はとうに過ぎ、夜の闇がしずしずと降り始めた頃、我々はその晩の宿と決めたB&Bに到着した。オリエーナという標高379m、人口7千800人ほどのちょっとした町である。より標高の高いヌオロから下りてくれば、町の灯りがとても綺麗に見えるという… 続きを読む

サルデーニャ!6山賊とムラーレス@オルゴーソロ

サルデーニャ旅を前に、自宅で資料を読むなどして準備をしていた時、我が家の古い洗濯機を修理しにきた電器屋のおじさんがサルデーニャの地図を広げているのを見て、「サルデーニャに行くの?どの辺?」と聞いてきた。まずはバルバージア地方へ行くと答えると、「僕も行… 続きを読む

サルデーニャ!5リストランテ・サンタ・ルーゲ@ガヴォイ

道は山越えの様相を見せ、いくつかの集落を抜けながら、やがてガヴォイという町に着いた。バルバージア・オッロライ地方の少しは大きな集落である。旧市街の道は細く、傾斜が結構厳しい。ちょうど昼時だったからか、通りにはすれ違う人もほとんどない。密やかといっても… 続きを読む

サルデーニャ!4秘境、バルバージアへ(無料公開)

空からの玄関は大きく二つある。一つは州都カリアリであり、もう一つはバカンス客を迎えるオルビアだ。カリアリとオルビアはバスで4時間ほどの道のりである。なぜそんなことを知っているかというと、カリアリに降りるはずが悪天候で叶わずオルビア着となり、手配された… 続きを読む

フィレンツェで日本酒文化を説く、唎酒師ジョヴァンニ・バルディーニ

ワインの国イタリアでは、長らくワイン以外のアルコールへの関心は薄かった。ワインだけでなく食についてはかなり保守的な国である。それは、食文化として優れて発展しているからという理由もあるが、よその文化の情報があまり入ってこなかったことも大きい。その証拠に… 続きを読む

新進シェフ、マリア・アマリア・アネッダによる伝統と革新の融合。パルミジャーノ・レッジャーノの可能性

毎年11月は、世界イタリア料理週間(11月19日〜25日)を始め、さまざまなイタリア料理関連のイベントが催される。パルミジャーノ・レッジャーノチーズ協会CFPRもパルマよりシェフを招聘し、東京・丸の内のイタリア料理店「トラットリア・クレアッタ」でパル… 続きを読む

プロセッコDOC探訪番外編その2 ヴェネツィアのバーカロ巡り

プロセッコ巡り番外編は、バーカロ巡り。昨今イタリアでは、バーカロ・スタイルを真似るロカーレが増えている。つまり、立ち飲みでいろいろなつまみ料理や小ぶりのパニーノ、三角サンドイッチのトラメッツィーノも楽しめるバールだ。そのほとんどが新しくピカピカで、た… 続きを読む

プロセッコDOC探訪番外編その1 レ・ベッケリエの元祖ティラミス

トレヴィーゾの食といえば、冬野菜のラディッキオ・トレヴィジャーノ(ラディッキオ・ロッソ・ディ・トレヴィーゾIGP)が有名だが、それよりも世界的に知られているものがある。クリームと香ばしいカフェで作られるティラミスだ。発祥には諸説あり、ヴェネツィアを始… 続きを読む

プロセッコDOC探訪その4 家族経営、生産者組合、大企業。多様性誇るプロセッコ

プロセッコDOCはヴェネト州とフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の合わせて9つの県が生産地域に指定されており、瓶詰めまで行う生産者は348社あると既に書いたが、その中には、家族経営の単独オーナーワイナリーから、生産者組合式ワイナリー、そしてワイナリ… 続きを読む

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