Masakatsu IKEDA

MASAKATSU IKEDA


池田匡克 Masakatsu IKEDA ジャーナリスト 1967 年東京生まれ。出版社勤務後1998年イタリアに渡り独立。旅と料理のビジュアル・ノンフィクションを得意とし、イタリア語を駆使したインタビュー、取材、撮影、執筆、講演活動を日本、イタリア両国で行う。主な著書に「シチリア美食の王国へ」「イタリアの老舗料理店」「サルデーニャ!」「フィレンツェ美食散歩」「Dolce!イタリアの郷土菓子」「世界一のレストラン オステリア・フランチェスカーナ」など多数。2005年よりイタリア国立ジャーナリスト協会所属。2014年国際料理大会Girotonno、Cous Cous Festに日本人として初の審査員に選ばれる。2016年レポーター・デル・グスト賞受賞。2019年ピクトゥーラ・ポエシス文化部門賞受賞。Facebook,Instagram:Ikedamasa

Posted by Ikedamasa

イタリア・サルーミ図鑑3 Salame

サラーメ
イタリア全国で作られるバリエーション豊かな肉製品

サラーメとはいわゆるサラミ類の総称のこと。製法におけるサルーミの分類はまずプロシュット・クルードのような「ペッツォ・インテーロ=一体型」と「インサッカーティ=詰め物型」に大別される。さらにそれぞ… 続きを読む

イタリア・サルーミ図鑑1 Prosciutto, Culatello

イタリア半島縦断、サルーミの旅へ

手元に世界地図があれば見て欲しいのだが、長靴型をしたイタリアという国は南北に長く北はアルプス、南は地中海に面している。ゆえに四季が豊かで、地方ごとに異なる気候がさまざまな食材を生み出して来た。さらにローマ帝国崩壊以降1… 続きを読む

サルデーニャ!3民族衣装とトラッカス、祝祭菓子と裸足の男

やがて行進には牛車の部隊が合流する。トラッカスと呼ばれる牛車をひく牛は牛飼いとお揃いの刺繍や花、大小無数の鈴や鐘をつけ、からころと牧歌的な音を立てながら登場した。牛車の看板を見るとモナスティール、セストゥ、ヴィッラ・サン・ピエトロ、モンセラート、シン… 続きを読む

サルデーニャ!2灼熱のカリアリと絢爛豪華な行進の始まり

5月1日祭り当日の朝、例によってマウリツィオが煎れてくれたカフェ・ラッテと自家製パンの朝

食を終え、支度をすませると「では、健闘を祈る」とマウリツィオが送り出してくれた。首にプレスカード、両肩にカメラをぶら提げてフラ・イニャツィオ・ダ・ラコーニ通りに出… 続きを読む

サルデーニャ!1 サント・エフィジオの聖なる行進(無料公開)

サント・エフィジオといえばカリアリでは泣く子も黙る街の守護聖人である。毎年5月1日にカリアリ周辺で行なわれる「サント・エフィジオの祭り」は州都カリアリのみならず、サルデーニャ全土の町々村々から伝統衣装に身を包んだ信者が集まるサルデーニャ最大にして最も… 続きを読む

圧巻のコレクション、パルマのパスタ博物館

ローマの「国立パスタ博物館」が改装のためクローズしてからもうどれぐらい経つだろうか。その間何度も「間も無くリニュールオープン」という噂が浮かんでは消えていった。旧ベルルスコーニ政権が文化事業関連の予算を大幅に削減したこともあり、とうとう再びパスタ博物… 続きを読む

イタリア初のスターバックス・ミラノ店OPEN

少し前の話になるが、2018年9月イタリア初のスターバックスがミラノ中心部に誕生した。場所はというとドゥオモから徒歩3分のコルドゥシオ広場。かつて中央郵便局があった歴史的建造物を改装したものだ。連日大行列で入場制限しているとか、入り口でファッションチ… 続きを読む

麻布十番ケ・パッキアの流儀

東京のイタリア料理店について語るとき「**州料理の店」「@@地方料理の店」というような表現を耳にすることがよくある。例えばトスカーナ、シチリア、ピエモンテ、そうした土地に長く暮らしたシェフが日本で店を開くと、強い郷土愛を前面に押し出したイタリア料理店… 続きを読む

オールドヴィンテージの宝庫、Enoteca Mondovino@Firenze

サント・スピリト地区にある「エノテカ・モンドヴィーノ」は1958年にリナルド・プッチが創業した老舗エノテカ。当時はグラス売りのワイン(というよりもコップ売り)とクロスティーニやサラミなどの簡単なつまみを出す居酒屋「メッシタ」だったが、70年代になると… 続きを読む

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