シチリア料理の現在形1 「山猫風」ティンバッロ by Ciccio Sultano@DUOMO
この5月前半、久々にシチリアをたっぷりと旅してきた。パレルモを振り出しにチェファルー、カステルブオーノ、タオルミーナ、カターニアと周り、旅の後半の目的地はラグーサ・イブラ。ミシュラン2つ星に輝く現役シチリア最高のシェフ、チッチョ・スルターノのレストラ… 続きを読む
この5月前半、久々にシチリアをたっぷりと旅してきた。パレルモを振り出しにチェファルー、カステルブオーノ、タオルミーナ、カターニアと周り、旅の後半の目的地はラグーサ・イブラ。ミシュラン2つ星に輝く現役シチリア最高のシェフ、チッチョ・スルターノのレストラ… 続きを読む
ガストロノミー大陸シチリアから、またしても美しい一冊が登場。GIUNTI刊「SICILIA continente gastronimico シチリア 美食の大陸」には現代シチリアを代表する34人のシェフがそのシグネチャー・ディシュと共に登場。それぞれが、自分… 続きを読む
2月に続いてシチリア州都パレルモを訪れて市場や下町を周り、ストリートフードを食べ歩いたのでその考察。ヴッチリア、バッラロと並ぶパレルモ3大市場として名高いカポ市場を数年ぶりに訪れてみたが、ここでもストリートフード・ブームは顕著で多くの店がアランチーノ… 続きを読む
2017年12月26日、ヌオヴァ・クチーナ・イタリアーナの創設者であり現代イタリア料理の父、グアルティエロ・マルケージが87才で亡くなったことはまだ記憶に新しい。2017年9月発売の「グランデ・リチェッタリオ Il Grande Ricettario」はイ… 続きを読む
2019年はモンテプルチアーノ・ダブルッツォ Montepulciano d’Abruzzo DOC制定50周年にあたることから、アブルッツォ州ではワイン、料理、観光を組み合わせてツーリズムを誘致する、ワインツーリズム戦略に取り組んでいる。その… 続きを読む
フィレンツェ生まれのカクテル「ネグロニ」は今年生誕100周年を迎える。その名もカミッロ・ネグロニ伯爵は美食家としても有名だったが、お気に入りのカフェ・ソニーニで定番カクテル「アメリカーノ」のレシピ、すなわちカンパリ、スウィート・ベルモット、ソーダをソ… 続きを読む
フィレンツェ中心部から少々離れたとこにある老舗トラットリア「ヴェッキア・ベットラ Vecchia Bettola」を初めて訪れたのは1995年だったからすでに24年前になる。当時まだネットでのレストラン情報などなかった時代、頼りになるのは一部日本の雑誌の… 続きを読む
サンタンブロージオ市場はフィレンツェの市場の中でも、現役バリバリでいまだに下町の雰囲気を残している。そのサンタンブロージオ市場の一角にある昼のみ営業、その名を通りトリッパを中心とした内臓料理を食べさせてくれるのがトリッパイオ・ディ・サンタンブロージオ … 続きを読む
1986年、当時イタリア史上初のミシュラン3つ星を獲得したばかりだったレストラン「グアルティエロ・マルケージ」の店の前で、ヌオーヴァ・クチーナ・イタリアーナの創始者である故マルケージを若手スタッフが囲んで撮影した一枚の有名な写真がある。前列右端がアク… 続きを読む
イタリア・ドルチェ界の巨匠イジニオ・マッサーリ Iginio Massariの新店が2018年3月、ミラノにOPENした。16才から菓子職人としての仕事を始めたイジニオは若くしてその才能を発揮。30代以降は、業界全体の底上げに奔走し1985年にはイタリア… 続きを読む