アブルッツォ伝統コペラテーヴァの実力派カンティーナ・トッロ
20世紀におけるアブルッツォのワイン生産は、何人かの意欲的な生産者をのぞきほとんどが生産者組合=カンティーナ・コペラティーヴァ Cantina Cooperativa(あるいはカンティーナ・ソチャーレ Cantina Sociale)に頼ってきた。それには歴… 続きを読む
20世紀におけるアブルッツォのワイン生産は、何人かの意欲的な生産者をのぞきほとんどが生産者組合=カンティーナ・コペラティーヴァ Cantina Cooperativa(あるいはカンティーナ・ソチャーレ Cantina Sociale)に頼ってきた。それには歴… 続きを読む
アブルッツォ・ワインの名醸地コッリ・キエティーニにある「マッサリア・ディ・サルキアッポーネ Massaria di Sarchiappone」はサルキアッポーネ家がはじめたアグリトゥーリズモだ。アントニオ・サルキアッポーネ Antonio Sarchiappo… 続きを読む
「イル・フェウドゥッチョ Il Feuduccio」ことIl Feuduccio di Santa Maria d’Orniはキエーティから南に15kほど行ったオルソーニャ Orsognaにある。アンヌンツィアータ自然保護区 Parco Territoria… 続きを読む
キエティ内陸部、フリーザにある「コッレフリージオ Collefrisio」は2004年創業の若いワイナリーだ。ともにブドウ栽培農家の三代目同士であるアメデオ・デ・ルカ Amedeo De Lucaとアントニオ・パルティチェッリ Antonio Patrice… 続きを読む
「オリヴァストリ Olivastri」はサン・ヴィート・キエティーノから内陸に5kmほど入った場所にある家族経営のワイナリーだ。1890年農家に生まれたトンマーゾ・オリヴァストリ Tommaso Olivastriは第一次世界大戦に従軍、その功績からカヴァ… 続きを読む
ディ・カルロ Di Carlo家が所有する「アグリヴェルデ Agriverde」は1800年代からワインを生産する老舗ワイナリーだ。1830年12月13日、カミッロ・ディ・カルロ Camillo Di Carloが父に送った手紙には最初の輸出の記録がこんな風に書… 続きを読む
イタリアのオリーブオイル業界はワイン業界に比べて20年遅れている、と常々言われている。品質の追求、消費者へのアピール、エデュケーションなどなど、ワイン業界が先んじて展開、投資してきたことが、2000年代以降ようやくオリーブオイル業界にも浸透し始めてい… 続きを読む
イタリア料理に欠かせない食材のひとつ、オリーブオイル。世界で最も多くのオリーブ品種を有するイタリアでは、土地によりオリーブオイルの味も異なります。その奥深さを知るにはやはり生産者を訪れるのが一番。トスカーナのキャンティ地区で、4代に渡り農園を営む「プ… 続きを読む
京都の清水寺から江戸時代そのままのような三年坂、そして二年坂をおりてゆくと維新の道に突き当たる。ここには中岡慎太郎はじめ維新の志士たち計549人が眠っており、正面には豊臣秀吉の冥福を祈願し、北政所が1606年に創建した高台寺がある。まるで歴史絵巻を紐… 続きを読む
ここ数年イタリアでは食関連のユネスコ世界遺産の登録が相次いでいる。無形文化遺産ならば2013年の「地中海食」にはじまり、2014年パンテッレリーア村における伝統的農事「ヴィーテ・アド・アルベレッロ」(仕立てられたブドウの株)、2017年「ナポリピッツ… 続きを読む