プロセッコの故郷、トリエステへ。“プロセカル”の物語
トリエステの駅から鉄道の線路に沿ってしばらく北上し、東に逸れて街を離れながら急な坂道を上る。わずか2km余りの距離だが、景色はすっかり山の中。車一台がやっと通れる細道の先に目指すワイナリーBoleがある。200年に渡ってこの地で葡萄を作り続ける小さな… 続きを読む
トリエステの駅から鉄道の線路に沿ってしばらく北上し、東に逸れて街を離れながら急な坂道を上る。わずか2km余りの距離だが、景色はすっかり山の中。車一台がやっと通れる細道の先に目指すワイナリーBoleがある。200年に渡ってこの地で葡萄を作り続ける小さな… 続きを読む
モデナ名物といえば何といってもバルサミコ酢。DOPとIGPの2カテゴリとそれ以外にもバルサミコベースの商品がいろいろあって、どれがどれやらわかりにくいのが実情だ。そこで、少しでもヒントを得ようとIGPモデナ産バルサミコ酢保護協会の会長を務めるマリアン… 続きを読む
プロセッコメーカー348業者の中で、協同組合や多国籍企業ではなく一族オーナー会社として、また第三者から葡萄を提供されることなく自社畑のみで製造するワイナリーとしては最大規模を誇る「Villa Sandi」。本拠であるクロチェッタ・デル・モンテッロのヴィ… 続きを読む
去る2019年11月8日(金)今年の「世界イタリア料理週間」の公式プログラムが正式に発表になった。日本で開催される「イタリア料理週間」は、イタリアの外務・国際協力省が各政府機関、その他の公共団体、業界団体、またイタリアの農産・食品産業を最も代表する民
予想通り、と言ってもいいだろう。2020年度版ミシュランで「グッチ・オステリア GUCCI OSTERIA」がOPEN2年目にして1つ星を獲得した。これはマッシモ・ボットゥーラ率いる「オステリア・フランチェスカーナ Osteria Francescana」と… 続きを読む
ヴェネツィアにおけるワイン界の大御所といえばこの人、マウロ・ロレンツォン Mauro Lorenzon。その独特の風貌とユニークなキャラクター、そしてなによりもゲストを楽しませる「オステ=亭主」としての才能は超一流。一度見たら忘れられない強烈なキャラクタ… 続きを読む
自給自足の名店「ドラーダ Dolada」から谷を挟んでわずか8km、車ならば15分の距離にあるのが1900年創業の老舗料理旅館「ロカンダ・サン・ロレンツォ Locanda San Lorenzo」だ。山深いプオス・ダルパーゴに地に小さなオステリアを開いたのが… 続きを読む
ヴァルドッビアデネからベッルーノへ向かう。国道はピアーヴェ川にほぼ沿って谷を行くが、次第に空が近く感じられ、標高が上がっていくのがわかる。目指すワイナリー「Le Rughe」の畑テヌータ・ア・コルはベッルーノの南5kmに位置する。ワイナリーや葡萄畑とい… 続きを読む
年間生産量4億6400万本という世界最大のスパークリングワイン銘柄プロセッコは、その75%が輸出されている。残りの25%は国内マーケットで流通しているが、価格が手頃であることからスーパーマーケットも主要な販売ルートだ。どのスーパーでも必ず見かけると言… 続きを読む
アブルッツォ州都であるペスカーラから、内陸部の山岳地帯グランサッソに向かって車を走らせること約1時間。チヴィテッラ・カサノーヴァ Civitella Casanovaにあるミシュラン1つ星「リストランテ・バンディエラ Ristorante Bandiera」… 続きを読む