一般家庭の台所を思わせるトラットリア・マドンニーナ

ミラノで食事する際、予約が取れる取れないは別としていわゆるハイエンドなクリエイティブ系ならばリストアップするのに苦労しないのだが、これが伝統料理となると毎度のことながらリストアップが非常に苦労する。また、店選び同様に苦労するのがメニュー選びで、伝統料… 続きを読む

フィレンツェ伝統、煮込み料理ウミドを極める

サンタンブロージオ市場はフィレンツェの市場の中でも、現役バリバリでいまだに下町の雰囲気を残している。そのサンタンブロージオ市場の一角にある昼のみ営業、その名を通りトリッパを中心とした内臓料理を食べさせてくれるのがトリッパイオ・ディ・サンタンブロージオ … 続きを読む

マルケージの後継者ダヴィデ・オルダーニの料理

1986年、当時イタリア史上初のミシュラン3つ星を獲得したばかりだったレストラン「グアルティエロ・マルケージ」の店の前で、ヌオーヴァ・クチーナ・イタリアーナの創始者である故マルケージを若手スタッフが囲んで撮影した一枚の有名な写真がある。前列右端がアク… 続きを読む

ボッリート・ミストの真髄 トラットリア・ビアンカ@モデナ

ボッリートミストとは牛や鶏、豚などさまざまな肉をブロードで茹で、少量づつ切り分けて食べる冬のご馳走で、特にピエモンテ州とボローニャ以西エミリア地方が名高い。まだ春には少々遠い冬のモデナで訪れた「トラットリア・ビアンカ Trattoria Bianca」は… 続きを読む

「シーネ SINE」が提唱する美食民主主義=ガストロクラティコ

現在ミラノのホテル・ブルガリのシェフはニコ・ロミートが務めているが、その前にシェフだったのがナポリ出身のロベルト・ダ・ピントだ。ホテル・ブルガリを辞めてからロベルトの動向が気になっていたのだが昨年10月に新店「シーネ SINE」のオーナーシェフとして再… 続きを読む

パルマ郊外の名店トリ・シオケットゥ Tri Siochett

パルマ郊外の街道筋にある「トリ・シオケットゥ Tri Siochett」は古き良き田舎のオステリアそのものだ。オープンしたのは16年前というから実はそれほど古くはないのだが、店に漂う空気感はずっと以前から街道筋を行き交う旅人たちを迎えてきた料理旅館、そん… 続きを読む

マッシモ・ボットゥーラが語る「アンティスプレーコ」と「レフェットリオ」

ローマ法王からの電話が「レフェットリオ」のはじまりだった

2019年3月10日、フィレンツェで行われたフードイベント「テイスト」会場は立ち見も出るほどの超満員。この日はミシュラン3つ星、世界ベストレストラン50第1位など、いまや押しも押されもせぬイタリ続きを読む

Select Your Style

Pre Define Colors

Custom Colors

Layout

0
    0
    お買い物カゴ
    お買い物カゴは空ですSHOPに戻る