アブルッツォワイン紀行7 アブルッツォ料理の宴
今回アブルッツォのワイナリーを巡る旅は、モンテプルチアーノ・ダブルッツォDOC制定50周年を記念しアブルッツォ・ワイン生産者組合 Consorzio Vini d’Abruzzoによってオーガナイズされ、世界中から約40名のジャーナリストを招聘… 続きを読む
今回アブルッツォのワイナリーを巡る旅は、モンテプルチアーノ・ダブルッツォDOC制定50周年を記念しアブルッツォ・ワイン生産者組合 Consorzio Vini d’Abruzzoによってオーガナイズされ、世界中から約40名のジャーナリストを招聘… 続きを読む
「トラボッコ」というのはアブルッツォからモリーゼ、プーリアの海岸線に見られる一種の漁師小屋のことだ。木で足場を組んだような形状の小屋はアドリア海に沿って走る電車の中からも見えるので、あるいは見たことがある人もいるかもしれない。アブルッツォ州オルトーナ… 続きを読む
ここ最近フィレンツェではビステッカ・アッラ・フィオレンティーナのユネスコ無形文化遺産登録へむけた活動が活発だ。そうした影響もあってか近年ではビステッカを看板メニューとする店が急激に増え、店の前に冷蔵ショーケースを並べて肉の品質の良さを誇示している風景… 続きを読む
次に訪れたワイナリー「コーディチェ・チトラ Codice Citra」は1973年創業の生産者組合。組合とはいえ、キエティ県に9つのワイナリーを持ち、3000のブドウ農家が加盟。キエティ県のほぼ全域に当たるアドリア海の内陸部40km、南北90kmにおよぶ… 続きを読む
シチリアを代表するチーズ、フォルマッジョ・ラグサーノDOPはその独特な形状と熟成方法がパルミジャーノ・レッジャーノDOPに代表されるようなイタリアの他のセミハードタイプとは一線を画しており、スローフード協会認定の保護対象食品PRESIDIOにも認定さ… 続きを読む
キタッラとはイタリア語でギターを意味するが、イタリア料理の世界ではギターのように弦を張り巡らせたパスタ・カッターのこと。あるいはその道具を用いて主に中南部イタリア、特にアブルッツォで作られるパスタのことだ。正式にはスパゲッティ・アッラ・キタッラと呼ば… 続きを読む
3月にBRUTUSイタリア特集で取材に訪れて以来のTOKUYOSHI。GYOTAKUはじめ多くのシグネチャー・ディッシュを持つ徳吉洋二シェフだが日本にOPENしたALTER EGOでも話題になっているのがこの徳吉風ピッツァだ。時にはピッツァ・カプリチョ… 続きを読む
すでに16年前になるが「シチリア美食の王国へ」の取材でシチリアを旅していた2003年冬、いま新しくて面白い店があるからと連れて行ってもらったのが「ドゥオモ Duomo」だった。その時のエピソードは「シチリア美食の王国へ」に詳しく書いてあるので興味がある… 続きを読む
3件目のワイナリーは1978年創業の「ザッカニーニ Zaccagnini」。当初は小さな家族経営、生産するワインは量り売りもしくは他メーカーへ売却と、かつてのアブルッツォによくあるスタイルのワイナリーだったが1992年からクオリティワインにスタイルを変… 続きを読む
アブルッツォはヨーロッパで最も緑が豊かな州である。総面積108万平方キロなので岐阜県とほぼ同じ広さだが、そのうち36%が3つの国立公園と1つの州立公園、30以上の自然保護区に指定されているのだ。そして総面積の3分の2以上が標高750mに位置する。山と… 続きを読む