「シーネ SINE」が提唱する美食民主主義=ガストロクラティコ

現在ミラノのホテル・ブルガリのシェフはニコ・ロミートが務めているが、その前にシェフだったのがナポリ出身のロベルト・ダ・ピントだ。ホテル・ブルガリを辞めてからロベルトの動向が気になっていたのだが昨年10月に新店「シーネ SINE」のオーナーシェフとして再… 続きを読む

リッチャかフロッラか?それだけではない最新スフォリアテッラ事情

ナポリを代表する郷土菓子スフォリアテッラは偶然の産物だといわれている。時は18世紀、サレルノ近郊サンタ・ローザ・ダ・リマ修道院の厨房でパスタ・フロッラ(練り込みパイ生地)が余ったので、ドライフルーツ、砂糖、リモンチェッロを詰め物にしてオーブンで焼いて… 続きを読む

パルマ郊外の名店トリ・シオケットゥ Tri Siochett

パルマ郊外の街道筋にある「トリ・シオケットゥ Tri Siochett」は古き良き田舎のオステリアそのものだ。オープンしたのは16年前というから実はそれほど古くはないのだが、店に漂う空気感はずっと以前から街道筋を行き交う旅人たちを迎えてきた料理旅館、そん… 続きを読む

マッシモ・ボットゥーラが語る「アンティスプレーコ」と「レフェットリオ」

ローマ法王からの電話が「レフェットリオ」のはじまりだった

2019年3月10日、フィレンツェで行われたフードイベント「テイスト」会場は立ち見も出るほどの超満員。この日はミシュラン3つ星、世界ベストレストラン50第1位など、いまや押しも押されもせぬイタリ続きを読む

ヴェネツィア酒場紀行3 悪魔と聖水 Diavolo e Acquasantaのビーゴリ・イン・サルサ

ペスケリア市場周辺で食事する際、なんとなく足が向いてしまうのがこの「ディアヴォロ・エ・アックアサンタ Diavolo e Acquasanta」イタリア語で「悪魔と聖水」という意味のトラットリアだ。この店は朝は9:30からバーカロとして営業が始まり、昼夜は… 続きを読む

ヴェネツィア酒場紀行2 バンコジーロ Bancogiroとイン・サオール

Baccalà Mantecato

ヴェネツィアでチケーティ目当てにバーカロを回るなら、店の入り口にカウンターのあるオステリア、あるいはトラットリアがいいと思う。それは店には厨房設備があるのか?それともトースターしかないのか?という問題で、当然厨房設備が… 続きを読む

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