43人のマエストロが登場、究極のパネットーネ・バイブル
ミラノの料理専門出版社Italian Gourmetより刊行された同書はイタリアにおけるパネットーネ本の決定版的存在で、これより詳細なレシピ本は今のところ存在しないはずだ。最大の特徴は43人の「マエストロ」たちが自らのパネットーネを写真とともにそのレシ… 続きを読む
ミラノの料理専門出版社Italian Gourmetより刊行された同書はイタリアにおけるパネットーネ本の決定版的存在で、これより詳細なレシピ本は今のところ存在しないはずだ。最大の特徴は43人の「マエストロ」たちが自らのパネットーネを写真とともにそのレシ… 続きを読む
今年2020年はペッレグリーノ・アルトゥージ Pellegrino Artusiの生誕200周年であり、それを記念して出版された初の日本語版が「イタリア料理大全 厨房の学とよい食の術 La Scienza in cucina e l’arte di mangi… 続きを読む
10月6日、ミシュランガイド京都・大阪+岡山2021の発表会が行われた。Withコロナゆえのオンライン。出向く手間が省けるのはいいけれど、主に質疑応答で生じる微妙なズレがもどかしい。ともあれ、重要なのは2021年版での京都・大阪に大きな変化があったか… 続きを読む
今こんなことを書くのは時期尚早かもしれないが、毎年秋から冬にかけてはイタリアにおける重要なレストラン・ガイドが発表され、レストランシーンが大いに賑わい時期であり、本来ならば現在は編集作業の真っ只中のはずである。レストラン同様主要ガイドブックのジャーナ… 続きを読む
この度Gambero Rossoからイタリア全土のワインバー&エノテカを評価する新ガイドブック「エノテケ・ディタリア Enoteche d’Italia 2020」が発表になった。ガンベロ・ロッソ曰く、数十年前ならばいいワインを買うにはエノテカに… 続きを読む
レシピ本は数あれど、イタリア料理(及び外国の料理も)について根本的な疑問(食材について、調理法について、調理器具について、そのほか料理に関するあれこれについて)に答えてくれる辞書的な役割を果たす書籍は非常に限られている。その昔、Rizzoli社から食… 続きを読む
Foraging、フォレジング、(最後のgはほとんど発音されないので実際にはフォレジンと聞こえる)この言葉をタイトルにした本書は、フォレジングについての実際のガイドブックというよりも、この一冊を通して、フォレジングとは何か、を知ることができる読み物で… 続きを読む
2019年末、毎年恒例ガンベロ・ロッソ Gambero Rossoが発行するレストラン・ガイド Ristoranti d’Italia 2020がイタリアで発売になった。これは1990年の創刊以来記念すべき30周年記念号で編集長のラウラ・マントヴァ… 続きを読む
2020年はかの美食家ペッレグリーノ・アルトゥージ Pellegrino Artusiの生誕200周年にあたることから生まれ故郷であるフォルリンポポリ Forlimpopoliはもちろん、日本でも記念イベントが予定されており初の日本語訳も出版される予定だ。… 続きを読む
2019年はネグロニ生誕100周年ということもあり、フィレンツェ発のカクテル・ムーブメントが目立った一年だった。5月のフローレンス・カクテル・ウイーク、12月のエゴシルクスという2つのビッグイベントに加え、11月にはフィレンツェのシークレットバー「ラ… 続きを読む