EVオリーブオイルが主役の料理本、トレンタゴッチェ
北から南までごく一部を除いてイタリア全土で作られているオリーブオイル。イタリア人の食卓になくてはならない食材だが、オリーブオイルそのものについての正しい知識を持っているイタリア人はほとんどいないとも言われている。あまりにも身近すぎて深く考えないのかも… 続きを読む
北から南までごく一部を除いてイタリア全土で作られているオリーブオイル。イタリア人の食卓になくてはならない食材だが、オリーブオイルそのものについての正しい知識を持っているイタリア人はほとんどいないとも言われている。あまりにも身近すぎて深く考えないのかも… 続きを読む
世界の料理が国境を越えてやってくる。もはやこの流れは止められない。食では頑なにコンサバティブを貫いてきたイタリアにも随分と異国料理が入ってきている。しかし、フィレンツェ料理やトスカーナ料理以外のものを食べた時に必ず「まぁまぁ美味しい、けれど」と感想に… 続きを読む
イタリアにおけるピッツァは長らく、ナポリスタイルのピッツァか、それ以外かといった大まかなカテゴライズにとどまっていた。それが、2000年前後から少しずつ変化を見せ始める。北イタリアのヴェローナ郊外で、シモーネ・パドアンの「イ・ティッリ」やレナート・ボ… 続きを読む
イタリアにおけるカクテル・ブームは止まらない。コロナ自粛期間中もネット通販でワインの売り上げが伸びたのと並行して、スピリッツやスナックをセットにした「自宅カクテルキット」が次々に登場、話題となったのだ。これは時間を持て余していた自粛期間中に誰もがパン… 続きを読む
やはりあの噂は本当だった。フィレンツェのミシュラン3つ星「エノテカ・ピンキオーリ Enoteca Pinchiorri」がその6万本のコレクションの中から2500本をオークションに出品、売却するというのだ。出品先はアメリカのワイン専門オークション・ザッキ
ロックダウン第二段階「Fase 2 ファーゼ・ドゥエ」とともにレストラン再開へのカウントダウンが始まり、イタリア料理界もいよいよ慌ただしくなってきた。特にイタリアを代表する有名シェフ、有名オーナーたちの発言はこれからのイタリア料理界の未来への指針を示すも… 続きを読む
ピッティ宮殿を過ぎてロマーナ通りを南へ進む。次第に、フィレンツェというよりどこか田舎の町を歩いているような雰囲気に変わっていき、ポルタ・ロマーナを出れば、田舎感は決定的になる。ロータリーを周回する車の合間を縫ってセネーゼ通りに入って間も無く左手に現れ… 続きを読む
以前東京の某外資系高級ホテルのPR担当者から、メインダイニングであるイタリア料理店のPR戦略について相談された時のことである。「池田さん、なにかレストランの知名度アップにつながる集客方法はないでしょうか?」と聞かれたので、イタリア人エグゼクティブ・シ… 続きを読む
イタリアの2019年を振り返ってみると、ミクソロジーがかつてなく盛り上がった年だったように思う。ミラノには次々とスタイリッシュなバーができ、ローマやボローニャでもミクソロジー・コンテストが開かれた。ワインのような瓶内で完成されたものを受け身で味わうの… 続きを読む