懐かしきベルリン

昨秋よりこっち、ずっとお菓子モード浸りきりで振り返る間もなかったベルリン旅。古道具というか、がらくた屋で見つけたおもちゃのようなリキュールグラスを、買ってからはじめてゆっくりと観察。寒かったけれど面白かった旅が蘇ります。時間切れで行けなかった美術館に… 続きを読む

1/2若いブロイラー

ベルリン旧市街の外れに、鶏を半羽丸揚げにする店がある。しかもドイツにしてはいさぎよい夜のみの営業。かつてベルリンの壁があった近くの暗闇にぼんやりと灯りがともる店の古い扉を押し、これまた古めかしいテーブルについてやおらメニューを広げてみると、これまたい… 続きを読む

光陰矢のごとし

五月後半から怒濤の日々が続いて、気がつけば七月。今年は肌寒いドイツがイタリアにも影響したのか、比較的過ごしやすくて夏が来た感が薄かったというのも、時間感覚を狂わせる一因であったかと。
そういうわけで、南ドイツのガルミッシュ・パルテンキルヒェンで目撃した… 続きを読む

飾り窓の女たち@Hamburg

というのはハンブルクの歓楽街レーパーバーンにある特殊な一角で働くご婦人たちのこと。わずか数十メートルの通りの両脇には「女性と18才未満の男性は通行禁止」と書かれたベルリンの壁ならぬハンブルクの壁がそびえ立つ。これは日常と非日常を分つ赤い結界である。

前… 続きを読む

ブレーメンにて

 

5月末にフィレンツェを出て以来、途中一度帰宅したものの、すでに計30日ほどドイツを旅してて回った街の数、数十。すでに記憶から薄れつつある町もありその数は定かでないが、確かなのはあとブレーメン、ハメルン、ハンブルクという3都市でこの旅が終わ… 続きを読む

デュッセルドルフのアルトシュタットと弁慶、匠

8年ぶりに訪れたデュッセルドルフ。いつの間にか高木書店はインマーマン通りから裏通りへ移転し、元あった場所は私も普段お世話になっているOCSの書店となっていた。ドイツ関係資料と、次なる目的地スペインの資料を幾つか買い、特売コーナー2ユーロショップでおば… 続きを読む

ケルンのミケランジェロ

昨日からケルンに来てますが、約一週間ぶりに陽が射した今朝、街を歩いているとどうも見慣れた後ろ姿の像が。近づいてみるとやはり、わが町フィレンツェのシンボルダヴィデ像でした。しかも彩色済みで金髪碧眼はゲルマン・バージョン?。天を突くケルンの大聖堂をバック… 続きを読む

行け、我が思いよ黄金の翼に乗って@Rudesheim

というのはジュゼッペ・ヴェルディのオペラ「ナブッコ」で最も盛り上がる合唱曲で、イタリア第二の国歌ともいわれている名曲。ライン川沿いの町リューデスハイムの酒場街つぐみ横丁を歩いていてふと耳にしたのがこの曲。みると居酒屋の中庭でアップライトピアノ、クラリ… 続きを読む

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