懐かしきベルリン
昨秋よりこっち、ずっとお菓子モード浸りきりで振り返る間もなかったベルリン旅。古道具というか、がらくた屋で見つけたおもちゃのようなリキュールグラスを、買ってからはじめてゆっくりと観察。寒かったけれど面白かった旅が蘇ります。時間切れで行けなかった美術館に… 続きを読む
ベルリン旧市街の外れに、鶏を半羽丸揚げにする店がある。しかもドイツにしてはいさぎよい夜のみの営業。かつてベルリンの壁があった近くの暗闇にぼんやりと灯りがともる店の古い扉を押し、これまた古めかしいテーブルについてやおらメニューを広げてみると、これまたい… 続きを読む
11月11日よりベルリン→プラハ→ウイーンと移動して、ひさびさに戻って来たフィレンツェ。ベルリンでは体感温度0度の寒さに加え日没は16時30分という取材者泣かせの日々。取材の合間に入るカフェやレストランで温かいものを口にすると、もうドイツ料理がうまい… 続きを読む
気づけば、ほぼ1ケ月ぶりの更新であります。というのもこの8月は4週間ほど東京に滞在しておりましたので。その話はまたいずれ書くとして、27日にスイス航空、マイレージのビジネス・クラスでのんびりと最近よく行くチューリッヒ空港経由でフィレンツェに戻り、翌日… 続きを読む
というのはハンブルクの歓楽街レーパーバーンにある特殊な一角で働くご婦人たちのこと。わずか数十メートルの通りの両脇には「女性と18才未満の男性は通行禁止」と書かれたベルリンの壁ならぬハンブルクの壁がそびえ立つ。これは日常と非日常を分つ赤い結界である。
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8年ぶりに訪れたデュッセルドルフ。いつの間にか高木書店はインマーマン通りから裏通りへ移転し、元あった場所は私も普段お世話になっているOCSの書店となっていた。ドイツ関係資料と、次なる目的地スペインの資料を幾つか買い、特売コーナー2ユーロショップでおば… 続きを読む
昨日からケルンに来てますが、約一週間ぶりに陽が射した今朝、街を歩いているとどうも見慣れた後ろ姿の像が。近づいてみるとやはり、わが町フィレンツェのシンボルダヴィデ像でした。しかも彩色済みで金髪碧眼はゲルマン・バージョン?。天を突くケルンの大聖堂をバック… 続きを読む
というのはジュゼッペ・ヴェルディのオペラ「ナブッコ」で最も盛り上がる合唱曲で、イタリア第二の国歌ともいわれている名曲。ライン川沿いの町リューデスハイムの酒場街つぐみ横丁を歩いていてふと耳にしたのがこの曲。みると居酒屋の中庭でアップライトピアノ、クラリ… 続きを読む