シチリア料理の現在形4 フォルマッジョ・ラグサーノ Formaggio Ragusano

シチリアを代表するチーズ、フォルマッジョ・ラグサーノDOPはその独特な形状と熟成方法がパルミジャーノ・レッジャーノDOPに代表されるようなイタリアの他のセミハードタイプとは一線を画しており、スローフード協会認定の保護対象食品PRESIDIOにも認定さ… 続きを読む

アブルッツォワイン紀行4 標高600mで食べるコンチェッタのキタッラ

キタッラとはイタリア語でギターを意味するが、イタリア料理の世界ではギターのように弦を張り巡らせたパスタ・カッターのこと。あるいはその道具を用いて主に中南部イタリア、特にアブルッツォで作られるパスタのことだ。正式にはスパゲッティ・アッラ・キタッラと呼ば… 続きを読む

シチリア料理の現在形3 二つ星の実力 Duomo@Ragusa Ibla

すでに16年前になるが「シチリア美食の王国へ」の取材でシチリアを旅していた2003年冬、いま新しくて面白い店があるからと連れて行ってもらったのが「ドゥオモ Duomo」だった。その時のエピソードは「シチリア美食の王国へ」に詳しく書いてあるので興味がある続きを読む

アブルッツォワイン紀行2 Valle Reale至極のモンテプルチアーノSan Calisto

アブルッツォはヨーロッパで最も緑が豊かな州である。総面積108万平方キロなので岐阜県とほぼ同じ広さだが、そのうち36%が3つの国立公園と1つの州立公園、30以上の自然保護区に指定されているのだ。そして総面積の3分の2以上が標高750mに位置する。山と… 続きを読む

シチリア料理の現在形2 スパゲッティ・アッラ・タラタタ by Ciccio Sultano@DUOMO

シチリアを代表する食材のひとつにマグロの卵巣を使ったマグロのカラスミ、ボッタルガがある。サルデーニャなどで主に作られるボラのボッタルガは熟成すると黄金色に輝きを放つが、マグロの場合どうしても色が鈍くなりがちで、卵巣自体の大きさもボラに比べると数倍なの… 続きを読む

シチリア料理の現在形1 「山猫風」ティンバッロ by Ciccio Sultano@DUOMO

この5月前半、久々にシチリアをたっぷりと旅してきた。パレルモを振り出しにチェファルー、カステルブオーノ、タオルミーナ、カターニアと周り、旅の後半の目的地はラグーサ・イブラ。ミシュラン2つ星に輝く現役シチリア最高のシェフ、チッチョ・スルターノのレストラ… 続きを読む

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