OADランキングには、なぜフィレンツェのトラットリアが多いのか?
OAD(Opinionated About Dining)とは2004年にスティーヴ・プロトニッキが創設した団体で、世界の料理レビュアー6000人の評価を統合し、あらためて世界レストランキングを決定するというシステムだ。2019年度最新版ではまず先日、各… 続きを読む
OAD(Opinionated About Dining)とは2004年にスティーヴ・プロトニッキが創設した団体で、世界の料理レビュアー6000人の評価を統合し、あらためて世界レストランキングを決定するというシステムだ。2019年度最新版ではまず先日、各… 続きを読む
毎年恒例、イタリアを代表する世界的なガストロノミー・イベント「イデンティタ・ゴローゼ Identita’ Golose 2019」が来る2019年3月23日(土)〜3月25日(月)までミラノで開催される。今年のテーマは” Fattor… 続きを読む
いまフィレンツェでビステッカを食べに行くならどこか?というとRegina Bisteccaと並び、必ず話題に上るのがTrattoria dall’Oste「トラットリア・ダッロステ」。キアニーナを筆頭にマルキジャーナ、アンガス、スコットーナな… 続きを読む
昨年、創刊40周年を機にEspresso誌が新たな評価として「金の帽子=Cappello d’Oro」を制定し、いわばイタリア料理界の殿堂入りとして10件を表彰したことは記憶に新しい。中でも90年代のイタリア料理界を牽引し、南イタリアに史上… 続きを読む
2013年9月にオープンした5つ星ホテルが「パラッツォ・パリージ」。ミラノ・ファッションの中心であるモンテナポレオーネ地区やブレラ地区からわずかな距離にありながらも閑静な住宅街に位置し、外観もホテルというよりは高級アパートメントといった趣。ツアー客や… 続きを読む
ミラノではここ数年ホテル・ダイニングが非常に活発で、話題のホテルが次々にオープン。そしてメイン・レストランはいずれも有名シェフを招聘してミシュランはじめガイドブックで高得点を獲得している。イタリアにおけるガストロノミーのトレンドは昔も今もミラノからだ… 続きを読む
サルデーニャでペコリーノチーズを食べずにすますことは、サルデーニャの本質を味わわないのと同じことだと思う。160万の人口に対し羊が360万、先史時代より羊飼いをなりわいとした人々の暮らしの礎はペコリーノチーズなのである。ペコリーノチーズにはさまざまな… 続きを読む
イタリアでは、お菓子が美味しいのはシチリア、というイメージがある。リコッタクリームを詰めたカンノーリやマジパンと砂糖漬けの果物で飾ったカッサータがあり、ジェラートにおいては発祥の地でもある。しかし、サルデーニャも負けてはいない。否、家庭で作られる伝統… 続きを読む
五,六年前に比べると、カリアリの街中にレストランが増えたなと思う。レストランだけでなく、ちょっとしたモダンな雰囲気のカフェなんかも多い。クラシックなカフェならば、ラルゴ・カルロ・フェリーチェ通りの「カフェ・ズヴィッツェロ」が19世紀末風の雰囲気を今に… 続きを読む
「パスタなし、主役は魚」。こんな謳い文句に誘われて、街のはずれの産業道路沿いの食堂にやってきた。店の前に白黒ネコ。店から年配の女性が出てきて慣れた様子でネコにキャットフードをやる。魚料理の店に懐いているけれど、魚をもらっているわけではないらしい、など… 続きを読む