サルデーニャ!22カリアリ、ス・クンビドゥ

カリアリで庶民的な料理屋を探すなら、ローマ通りとラルゴ・カルロ・フェリーチェ通り、レジーナ・マルゲリータ通りに囲まれた一帯をぶらぶらするといい。ジェノヴァもそうだが、港に面した下町には料理屋が集まっているのだ。店の外に掛けられたメニュを見、表から中を… 続きを読む

サルデーニャ!21カリアリの金細工、オーロ・サルデーニャ

サント・エフィジオの祭りを見た時、女性達の衣装の美しさ、特に装飾品の素晴らしさに目を奪われた。たくさんの金色のブローチが胸元に輝き、頭に被ったスカーフも金の鎖で留め、袖口には鈴のような形の飾りボタンが下がっていた。普通、そんなに付けたらけばけばしいだ… 続きを読む

サルデーニャ!20カリアリの工芸と食材、サポーリ・ディ・サルデーニャ

サルデーニャの味、という名のここは、パーネ・カラサウ、フレグラ、ミルト酒にペコリーノチーズといったサルデーニャ名物を扱う店である。ところ狭しと並んだ商品をじっくり検分していると、「カラスミ、いかがですか」とカラスミの部分だけ日本語で勧めてくる人があっ… 続きを読む

サルデーニャ!19カリアリ、サン・ベネデット市場

カリアリに来るたびに我々が必ず訪れるのが、サン・ベネデット市場だ。1957年6月に完成した2階建てで総面積8千平米、イタリアで最大の一般向け市場である。ここの凄さは一階がすべて魚売り場であること。肉や野菜、チーズなどは二階に集められている。魚の種類は… 続きを読む

サルデーニャ!18ノーラの遺跡とリストランテ・ミラージュ

旅は終盤に近づいていた。サンタンティオコ島から195号線に乗り、サルデーニャの最南端をぐるりと回るようにカリアリ方面へ向かう。目指すはノーラ、サント・エフィジオの行進が行き着く聖地でもある。カリアリの東西の海岸沿いは海辺のリゾートとなっている。東はヴ… 続きを読む

サルデーニャ!17サン・ピエトロ島のマグロとリストランテ・アル・トンノ・ディ・コルサ(無料公開)

マグロは、地中海に浮かぶサルデーニャとシチリアにとって重要な産物である。春先、スペインのジブラルタル海峡から地中海に入ってきたマグロの大群はいくつかの群れに分かれ、その一部が初夏にイタリア付近までやってくる。リグーリア海からコルシカ、そしてサルデーニ… 続きを読む

サルデーニャ!16アルブス、ナイフ工房 アルブレーザ

オリスターノに別れを告げ、南下を再開した。国道131号線ではなく、126号線でオリスターノ湾を右手に見ながら行く。湿原には野鳥がたくさんいる。ピンク色のフラミンゴが目に鮮やかだ。が、フラミンゴというのは、道端には近寄らず、手の届かない遠くの潟にいるこ… 続きを読む

サルデーニャ!15カブラスのカラスミとイル・マーレ・ディンヴェルノ

オリスターノから7キロ西に湖沼の町カブラスがある。2200ヘクタールというカブラスの土地全体の20%にあたる広大な気水湖を擁した古い町だ。オリスターノから来て、このカブラス湖の南側から西側へと回って行くと、湖越しにカブラスの町を眺めることができる。ほ… 続きを読む

サルデーニャ!14オリスターノ、トラットリア・ダ・ジーノ

サルデーニャにいわゆる高速道路はない。国道131号線が、2車線(所により3車線)の高速道路もどきだ。あとは基本的に1車線の一般道路である。どの道もだいたいきちんと舗装されているので、車での移動に別段問題はない。それどころか、公共交通機関が未発達なので… 続きを読む

サルデーニャ!13サン・ヴェーロ・ミリス、籠編みマリア・ライモンダ・ピンナ

旅の前に、さまざまな工房をリストアップしたが、訪問のアポイントのようなものは基本的にとっていない。気分と状況次第、訪ねていってだめだったら次、という緩さが旅には必要だから。しかし、これはと思うところには事前に連絡をとってみた。訪ねていって閉まっていま… 続きを読む

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