サルデーニャ!12儀式パン博物館とナイフ工房

ボロレ、儀式パンの博物館

パーネ・リトゥアーレ、直訳すると儀式のパンだが、イタリアで儀式パンといえば、復活祭のゆで卵を殻ごと仕込んだパンがまず頭に浮かぶ。しかし、それ以外はというと特に目立つものはない。それがサルデーニャでは、復活祭はもちろんのこと、結… 続きを読む

サルデーニャ!11イッティリ、アグリトゥリズモ・ス・レクレウ

サッサリを迂回し、イッティリという12キロほど南の町を目指す。アグリトゥリズモ「ス・レクレウ」はさらにそこから3キロ南。「テストーネ」とは違って人里離れた辺境ではないので、今度は迷うことなく到着できた。緑の丘にオリーブの木々、その合間に母屋とバンガロ… 続きを読む

サルデーニャ!10カステルサルド、籠の博物館

国道131号線に乗り、サッサリ方面を目指す。目的地はカステルサルド、岬の上に築かれた城塞の町で、城塞内部にある籠博物館を訪れるのだ。カステルサルドは、ビザンチン支配後の12世紀にジェノヴァの貴族ドーリア家によって建設され、その当時はカステルジェノヴェ… 続きを読む

サルデーニャ!9ヌオロ郊外、アグリトゥリズモ・テストーネ(無料公開)

アグリトゥリズモ「テストーネ」はヌオロの北、13キロほどの距離にあることがわかっていたから、曲がりくねった山道とてそう時間がかかるわけではないはずだった。しかし、現実とはかくもうまくはいかないものだ。時間がないときに限って、トラブルは発生する。まず、… 続きを読む

サルデーニャ!8ス・ゴロゴーネとオルトベーネ、ヌオロの木工工房アルテレーニョ

翌朝、ヌオロに向う前に、ス・ゴロゴーネ湧水に立ち寄った。オリエーナから東へ6キロほど、平らな道を行くと右手に標識が現れる。しばらく進むとユーカリや白樺のような木立が見えてきた。広々とした駐車場に車を停め、誰もいない木立の中へと入っていくと、川が見える… 続きを読む

サルデーニャ!7レストラン・チーカッパ@オリエーナ

薄暮の時はとうに過ぎ、夜の闇がしずしずと降り始めた頃、我々はその晩の宿と決めたB&Bに到着した。オリエーナという標高379m、人口7千800人ほどのちょっとした町である。より標高の高いヌオロから下りてくれば、町の灯りがとても綺麗に見えるという… 続きを読む

サルデーニャ!6山賊とムラーレス@オルゴーソロ

サルデーニャ旅を前に、自宅で資料を読むなどして準備をしていた時、我が家の古い洗濯機を修理しにきた電器屋のおじさんがサルデーニャの地図を広げているのを見て、「サルデーニャに行くの?どの辺?」と聞いてきた。まずはバルバージア地方へ行くと答えると、「僕も行… 続きを読む

サルデーニャ!5リストランテ・サンタ・ルーゲ@ガヴォイ

道は山越えの様相を見せ、いくつかの集落を抜けながら、やがてガヴォイという町に着いた。バルバージア・オッロライ地方の少しは大きな集落である。旧市街の道は細く、傾斜が結構厳しい。ちょうど昼時だったからか、通りにはすれ違う人もほとんどない。密やかといっても… 続きを読む

サルデーニャ!4秘境、バルバージアへ(無料公開)

空からの玄関は大きく二つある。一つは州都カリアリであり、もう一つはバカンス客を迎えるオルビアだ。カリアリとオルビアはバスで4時間ほどの道のりである。なぜそんなことを知っているかというと、カリアリに降りるはずが悪天候で叶わずオルビア着となり、手配された… 続きを読む

サルデーニャ!3民族衣装とトラッカス、祝祭菓子と裸足の男

やがて行進には牛車の部隊が合流する。トラッカスと呼ばれる牛車をひく牛は牛飼いとお揃いの刺繍や花、大小無数の鈴や鐘をつけ、からころと牧歌的な音を立てながら登場した。牛車の看板を見るとモナスティール、セストゥ、ヴィッラ・サン・ピエトロ、モンセラート、シン… 続きを読む

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