”田舎料理”という言葉に収まらない「ポデーレ39」

ピッティ宮殿を過ぎてロマーナ通りを南へ進む。次第に、フィレンツェというよりどこか田舎の町を歩いているような雰囲気に変わっていき、ポルタ・ロマーナを出れば、田舎感は決定的になる。ロータリーを周回する車の合間を縫ってセネーゼ通りに入って間も無く左手に現れ… 続きを読む

イタリア辺境の”フォレジング”料理、アントニア・クリュグマン「アルジネ」

フリウリ・ヴェネツィア・ジューリアで、2014年にオープンし、すぐに1つ星を取った。それが、レストラン「アルジネ」のシェフ、アントニア・クリュグマン初の著書の裏表紙に書かれている紹介の一文である。これだけでは、彼女の料理が高い評価を受け、多くの人が彼… 続きを読む

トリエステの立飲み酒場「チェムット」

国境の街トリエステに電車で訪れたことがある人ならお分りいただけると思うが、中央駅に降り立つとそこはかとなく寂寥感が漂っているのだ。それは国境の街に特有というか、これより先は旧東欧圏であり、かつては栄華を誇ったハプスブルク家勢力圏の辺境の地であるがゆえ… 続きを読む

ホテル・ダイニングは鬼門か?シェフ交代の「ボルゴ・サン・ヤコポ」

以前東京の某外資系高級ホテルのPR担当者から、メインダイニングであるイタリア料理店のPR戦略について相談された時のことである。「池田さん、なにかレストランの知名度アップにつながる集客方法はないでしょうか?」と聞かれたので、イタリア人エグゼクティブ・シ… 続きを読む

2020年4月まで繰り広げられる“ミクソロジー・サーカス” エゴ・シルクス

イタリアの2019年を振り返ってみると、ミクソロジーがかつてなく盛り上がった年だったように思う。ミラノには次々とスタイリッシュなバーができ、ローマやボローニャでもミクソロジー・コンテストが開かれた。ワインのような瓶内で完成されたものを受け身で味わうの… 続きを読む

オリーブオイル・ツーリズムはトスカーナから始まる。フラントイオ「プルネーティ」の提案

イタリアのオリーブオイル業界はワイン業界に比べて20年遅れている、と常々言われている。品質の追求、消費者へのアピール、エデュケーションなどなど、ワイン業界が先んじて展開、投資してきたことが、2000年代以降ようやくオリーブオイル業界にも浸透し始めてい… 続きを読む

トスカーナ・オリーブオイル体験ツアー

イタリア料理に欠かせない食材のひとつ、オリーブオイル。世界で最も多くのオリーブ品種を有するイタリアでは、土地によりオリーブオイルの味も異なります。その奥深さを知るにはやはり生産者を訪れるのが一番。トスカーナのキャンティ地区で、4代に渡り農園を営む「プ… 続きを読む

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