リヴォルノの隠れ名所 Oil Bar
人口ではフィレンツェ、プラートに次ぐトスカーナ第三の都市であり、かつてはメディチの商港でもあったリヴォルノ。魚介のごった煮スープのカッチュッコや、白色レグホンの元となったリヴォルノ鶏が名物だが、町そのものはのんびりおっとり、特段見るべきものは海だけと… 続きを読む
人口ではフィレンツェ、プラートに次ぐトスカーナ第三の都市であり、かつてはメディチの商港でもあったリヴォルノ。魚介のごった煮スープのカッチュッコや、白色レグホンの元となったリヴォルノ鶏が名物だが、町そのものはのんびりおっとり、特段見るべきものは海だけと… 続きを読む
フィレンツェから路線バスに乗って30分余り。終点のアンテッラで降りる。地図で言えば、フィレンツェの南東10キロほど。高速道路A1がすぐ傍を通っている小さな集落だ。目指すオリーブオイル農園Il Colleは件のバス停から2キロ弱のところにある。電話をする… 続きを読む
昨年11月25日に「レストランでは継ぎ足し不能の中蓋を装着したEVオリーブオイルを提供すべし」条例、いわゆる“イタリアのオリーブオイルを守る法”が施行されて4ヶ月が過ぎた。未だに継ぎ足し可能なボトルをテーブルに乗せている店もあるなか、ルールに真面目に… 続きを読む
イタリアでオリーブオイルのガイドブックは幾つかあるが、世界各地のオリーブオイルを取り上げ、オイルはもとより生産者の栽培製造方法により重点を置いて評価しているのは、Marco OreggiaとLaura Marinelli責任編集による「Flos Olei」… 続きを読む
今日、11月25日より、イタリア全国のレストランで客席に供すエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルの瓶はすべて、“注ぎ足し不能”でなければならないという条例が施行された。消費者にエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルの質を保証するために、ボトルのエチ… 続きを読む
10月某日 Buca dell’Orafo@Firenze
某仕事でウフィッツィ美術館館長と早朝ミーティング。終了後はブカにてプチ打ち上げランチ。フィノッキオーナ、ソプラッサータ、プロシュートなどの盛り合わせ、クロスティーニ・トスカーニ、今年… 続きを読む
一気に寒くなった10月最終週、オリーブの収穫が始まった農園へ出かけてまいりました。輝くような緑のオリーブがたわわに実った枝は、その重みに耐えかねて、思いっきり枝垂れておりました。今年は冬から春先にかけて随分雨が多かったのですが、夏に巻き返し、無事に見… 続きを読む
本日、撮影ロケハンで訪れたトスカーナ某所のオリーヴ畑にある農家。納屋には古道具満載。うさぎ小屋にはまるまる太ったウサギが二匹、さらに鶏小屋には鶏が多数、裏には野菜畑も。必要なものは自分たちで作る、という田園の生活スタイルです。庭から見えるのは谷一面に… 続きを読む
フレスコバルディ社のEXVオリーヴオイル「ラウデミオ」はその昔「イデンティタ」が必要とされなかったイタリア・オリーヴオイル界において、氏素性をはっきりと意識し、自らに厳しい規範を課すことによって誕生したエポックメイキングなオイルです。その主な産地はフ… 続きを読む
今週訪れたフレスコバルディのオリーブ畑では剪定作業の真っ最中。今年の冬は寒さ厳しい日もあったトスカーナにつき、凍って割れた木や、霜害で枯れた枝などを選り、密集した枝を落とす。そうしたひとつひとつの地道な手作業が秋には大きな成果として結実し、黄金の滴と… 続きを読む