Osteria Rubbiara@Modena
バルサミコはそれほど好きではない。個性が強すぎて、どんなものでもバルサミコ一色になってしまうから。それは使いこなせていないからだろうけど、負け惜しみを承知で言わせてもらえば、使いこなすのが難しい調味料ということでもあると思う。
でも、これなら毎日でもい… 続きを読む
バルサミコはそれほど好きではない。個性が強すぎて、どんなものでもバルサミコ一色になってしまうから。それは使いこなせていないからだろうけど、負け惜しみを承知で言わせてもらえば、使いこなすのが難しい調味料ということでもあると思う。
でも、これなら毎日でもい… 続きを読む
2/16発売の「週刊新潮2/23特大号」は創刊50周年記念号。で、その中の特集「低迷トリノ五輪を遊覧する大会役員126人の仕事」中でトリノの食事情についてコメントしてます(P203)。トリノ・ファンのみなさま、「ほぼ日」だけでなく機会がありましたらこ… 続きを読む
久しぶりのブッセート。ジュゼッペ・ヴェルディの故郷を訪れたのは、5年ぶり。そのときは5月の気持ちいい季節、今回は、しばれる2月。畑は雪に覆われ、側溝には氷が張っている。パルマ近郊の田舎町ブッセートは、午後は閉店している商店も多く、まさに冬眠中といった… 続きを読む
トリノ五輪、今ひとつ盛り上がりに欠けているみたいだが、まぁ冬期だし、マイナーだし、フィレンツェは直接関係ないし、仕方ないことなのかも。新聞「Il Giornale」の記者が書くには、二年に一度のSalone del Gustoが開催されるリンゴットが五輪の… 続きを読む
先月11日、発売日にネットで手に入れたリッカルド・ムーティのコンサート。日曜午後という、気分は思い切りだらけた時間だったが、せっかく盛り上がって入手したんだから、と出かける。テアトロ・コムナーレの周囲は毛皮を来たおばさまでいっぱい。年末のロベルト・ボ… 続きを読む
テヴェレ川の中州に浮かぶティベリーナ島にあるリストランテ。名物おばあちゃんの名前が店名の由来。現在はその息子アルド氏が厨房を引き継ぐ。トンナレッリ・アッラ・クッカーニャ。いわば「桃源郷パスタ」。パンチェッタ、サルシッチャ、くるみのソースにはパルミジャ… 続きを読む
筆頭師匠である六本木澤口シェフの「大至急」ミッションにより、ローマのシチリア菓子屋を探すはめに。フィレンツェにもあればそれに越したことはないのだが、いかんせん”田舎都市”ゆえ、シチリア菓子なんてイタリア国内移民が集中するミラノかローマで探すほかない。… 続きを読む
テルミニ駅に近いホテル・マッシモ・ダゼリオのメインダイニングは創業1875年。かつては「カヴァレリア・ルスティカーナ」のピエトロ・マスカーニらも訪れた名店。インサラータ・ミスタに牛フィレ・トルネード風。それにザッハー・トルテ。壁には私の好きなイタリア… 続きを読む
あまりにも有名で、いつでも行けると思っていたから一度も行く機会がなかった老舗。「いつでも会えると思うから連絡しない」とone of 師匠にかつて言われたことがあったが、それってやっぱり寂しいかも。
100年以上、一つの家族が経営するのって、フィレンツェ老舗… 続きを読む
トレンティーノのリンゴの産地ヴァル・ディ・ノンから下山してきた料理人K氏夫妻とブカ・デッロラフォへ。珍しくガラガラで客は我々含めて4組のみ。バッカラのスパゲッティーニは毎日食べたくなる濃いめの(?)味付け。ガルガのパスタ、ヴィナイーノのパスタとともに… 続きを読む