SICILIA ガストロノミー大陸シチリアから34人のシェフが登場
ガストロノミー大陸シチリアから、またしても美しい一冊が登場。GIUNTI刊「SICILIA continente gastronimico シチリア 美食の大陸」には現代シチリアを代表する34人のシェフがそのシグネチャー・ディシュと共に登場。それぞれが、自分… 続きを読む
ガストロノミー大陸シチリアから、またしても美しい一冊が登場。GIUNTI刊「SICILIA continente gastronimico シチリア 美食の大陸」には現代シチリアを代表する34人のシェフがそのシグネチャー・ディシュと共に登場。それぞれが、自分… 続きを読む
イタリア北部、かつてゴート族やロンゴバルド族が侵攻した地域には馬肉食文化が残っているが、いずれも干し肉や煮込みなど。しかしシチリア東部のカターニアには馬肉をグリルして豪快に食べるという文化が残っている。その聖地ともいえるのがあまり治安はよろしくないと… 続きを読む
2月に続いてシチリア州都パレルモを訪れて市場や下町を周り、ストリートフードを食べ歩いたのでその考察。ヴッチリア、バッラロと並ぶパレルモ3大市場として名高いカポ市場を数年ぶりに訪れてみたが、ここでもストリートフード・ブームは顕著で多くの店がアランチーノ… 続きを読む
過日ローマの下町トラステヴェレにある老舗料理店「ケッコ・エル・カレッティエレ」を訪れた時のことである。何を食べようかメニューを眺めていると御者風パスタ「スパゲッティ・アッラ・カレッティエラ」があるのに気が付いた。そういえばローマ風カレッティエラはまだ… 続きを読む
「トラットリア・アイ・カッシナーリ Trattoria Ai Cascinari」はノルマン宮殿の北約500mほどの位置にあり、パレルモ中心部からさほど遠くはないのだが、正直夜は歩いて行きたくない場所にある。旧市街と違ってまだ廃墟のような、戦後まだ手付かず… 続きを読む
パレルモにある市場の中でも、歴史的にも位置的にもつねに中心的存在だったヴッチリア市場は時代の趨勢を反映してか、訪れるたびに規模縮小が進んでいて複雑な気分になる。その昔は市場の中心部にあった廃墟のようなおそろしげなレストラン「上海」もいまはないし、路上… 続きを読む
先日のアランチーノの話の続きである。パレルモで最も古いカルサ地区にはまだまだ観光客向けではない本物のパレルモの生活と料理が残っているが、この朝遭遇したのはオート三輪アーペを改造したスフィンチョーネを売る屋台だった。そしてアーペのスピーカーからは歌うよ… 続きを読む
モンデッロはパレルモの北西、約11kmにある海水浴場で季節を問わずパレルモ市民に愛されている憩いの海辺である。かつてはマグロ漁を生業とした漁師町だったが、20世紀初頭に区画整理によって現在のような景観が完成。シチリア料理に興味がある人にとってモンデッ… 続きを読む
過日ディープ・パレルモの最奥部、カルサ地区を歩いていた時のことである。確かこのあたりにパネッレやアランチーノを食べさせる屋台があったな、と探していたら15年以上前と変わらずカルサ広場に「パニネリア・キルッツォ Panineria Chiluzzo」はあっ… 続きを読む
バッラロやカポといったパレルモの市場を歩いていると、なにやらもうもうと煙たなびく屋台に出くわすことがある。これがパレルモを代表するストリート・フード、スティッギオーレStigghioleの屋台だ。スティッギオーレとは子羊や子牛、時には子山羊の小腸をプ… 続きを読む