Hotel Bvlgari@Milano

9月27日から30日まで開催されたブルガリ初のダイヤモンド・ハイジュエリーコレクショ ンの発表展示会の取材で、ブルガリミラノへ。でも、ミラノ・コレクションの時期で もあり、宿泊は別でカールトン・バリオーニ。五つ星だけれど、人材はそれに見合っていなかった。高いお金払って自腹切るには及ばない、という感じのホテル。

取材中のランチは二回、ブルガリホテルのレストランで。一度目はコトレッタ・アラ・ ミラネーゼ。骨付き仔牛肉をたたきのばしてパン粉をつけてバターで揚げ焼き。バターの香りが強く、塩味が弱く、これは飽きるなぁと思いながら食べていたら、同じもの を食べていた同席のイタリア人がレモンを所望。そう!レモン!!これがあるのとないの とでは本当に雲泥の差。

二度目は水牛のタルタル。調味料がよくよく混ぜ合わされた牛生肉タルタルはやや作り過ぎの感。もっと適当な感じでもよいのに...総じて悪くはないけれど、やや手を加え過ぎ。というか、いじりすぎて素材が温くなっちゃってる。熱いとか冷たいはいい けれど、温いというのは難しい温度だとつくづく思った。

ワインは北から南までそつのないセレクション。初日はエッパンのソーヴィニヨン、 翌日はガイヤのつくるトスカーナの赤、マガーリを飲む。東京からやってきたワイン 好きの編集S氏によると「ソーヴィニヨンはフランスのそれとはやっぱり違う」、「メ ルローが入っていてもサンジョヴェーゼのおかげでとってもイタリアン」。わかったような、わからないような...。mnm