Garga@Firenze

一緒に食事するのは今日で4回目ぐらいなんだけど、そのうち3回がフィレンツェで、という日本在住のSことスガ。今回は旦那連れなんでガルガへ。前菜はアッシジのプロシュートとガルガ・サラダ。その後新婚さんは2人で仲良くボッタルガ・スパを分け、わしらはそれぞれ別々に1人前ずつカルチョーフィ・スパとオマール海老スパをとる。オマールは丸ごと1匹で22ユーロ。ほとんどピアット・ウニコ。ついでセコンドはまたしても新婚さんは仲良く子羊のローズマリー・ローストをシェア。わしらは子牛のレバー・ソテー、セージ風。子羊と牛レバ、新婚と結婚10年の差がここに出る。

Ruffinoのサンジョヴェ&カベルネのMIXカブレオ2000年、プロント・ア・ベーレ、飲み頃。で、店の外で福山雅治のガリバーMOOKを手にさんざん迷ったあげく決心して1人で入ってきた女の子がひとり。しばらくしてやはり出て行く。新入りながら老境の域にさしかかったカメリエーレにたずねると、ガリバーに出てたカラスミ・スパが食べたかったんだけど、今日は売り切れといったら帰ってしまったという。他にも美味しい料理がありますよ、といったんだけど・・・とちと哀しそう。こういう時柔軟な対応で切り抜けるのがイタリア人だけど、写真に出てた料理を必ず頼むのは日本人。それがない、となるとムッとしたりすることがままあるけど、それはいかんと思う。

でもきっと福山君の食べたカラスミ・スパを食べたくてガルガまでわざわざきたんだろうなぁ。
グラッパ飲んで帰り際に「うちの猫が怪我した」とジュリアーノ(店主)に言ったら「そんな悲しい話、聞きたくない!!」と言われた。うちの猫は5年もののガルガ産なのでジュリアーノは猫にとって叔父貴に当たるわけなのだ。いや、コックのエリオが叔父みたいなもんだから大叔父か?MASA

Masakatsu IKEDA
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池田匡克 Masakatsu IKEDA ジャーナリスト 1967 年東京生まれ。出版社勤務後1998 年イタリアに渡り独立。旅と料理のビジュアル・ノンフィクションを得意とし、イタリア語を駆使したインタビュー、取材、撮影、執筆、講演活動を日本、イタリア両国で行う。主な著書に「シチリア美食の王国へ」「イタリアの老舗料理店」「サルデーニャ!」「フィレンツェ美食散歩」「アマルフィとカプリ島」「Dolce!イタリアの郷土菓子」「世界一のレストラン オステリア・フランチェスカーナ」など多数。2005年よりイタリア国立ジャーナリスト協会所属。株式会社オフィス・ロトンダ代表取締役。2014年国際料理大会Girotonno、Cous Cous Festに日本人として初の審査員に選ばれる。2016年レポーター・デル・グスト賞受賞。

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