Piccolo Napoli@Palermo
昼に電話すると大奥様が「営業してます」というのでPiccolo Napoliへ。3番目の客。故フレディ・マーキュリーに似た主人がうやうやしく案内してくれる。テーブルセッティングも パレルモにしては鄙には稀な気配りの行き届いた店。今日の前菜はエビのマリネ、シーフード・サラダ、タコの煮付けがありますけどどれにしましょう?こう書くと居酒屋のようだが日本語に訳すとこうなるがそう主人が聞くのでエビのマリネを。新鮮とれとれのガンベリをオイルとレモンで軽くマリネ。ワインは何も指定しなくてもグラスでドンナフガータのAnthilia、IGTシチリア。パスタはイワシのブカティーニ。シチリア風に言うならマッッケローニ。「ッ」×2が発音のポイント。なめらかできちんと小骨を取り除き、フィノッキエットと干しブドウは他ならぬ初めて旅した時を思い出させるシチリアの味。セコンドは太刀魚のインヴォルティーニ。あくまでもやわらかく、干しブドウとパン粉で作られたやわらかい衣。極上。しめは自家製カッサータとMiceliのパッシート・ディ・パンテッレリア。これだけ食べても軽く、後悔しない。しかもお勘定は控えめ。今回シチリアの旅で唯一(?)のまともな食事。 しばらくすると入店してきた日本人女性4人組はパスタを数品注文、テーブルの中央でそれぞれお取り分け。トマトソースで真っ赤に染まった皿にカジキのスパゲッティをとるのははたで見てても美しくない。居酒屋お取り分け方式で「ねぇ、シェアしません?」という女性は苦手だ。そういう人は自分の食べたいものに確信が持て無いか、場が読めない人だから。たくさん食べられないのは分かるがそれを他人に押し付けてはいけない。クジラヒゲのおやじもそうした食べかたにあきれてたのにきづかないのも場が読めないから。MASA

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