暴風雨@東京

10月04日イタリア時間午後2時30分。フランクフルト行ルフトハンザは強風のため欠航。 夕方の同フランクフルト行、あるいはミュンヘン→フランクフルトと乗り継いでも20 時30分のANA成田行には間に合わない。一旦チェックインした荷物を引き出し、カウンターで呉越同舟、法政大学へ講演に向かうジャンフランコ・パバ教授とともに善後策 を練り、結局ボローニャまでバスで送迎、AFでパリ経由、同AF23:25パリ発最終便に振 替える。ふう、久しぶりのすさまじい大移動の始まり。

中略。

機体整備に時間がかかり結局パリを出たのは日付も変わった0時30分。機内食配布は2時頃。しかも機体は777と小さく、満席。三重苦、四重苦。成田着翌10月05日18時30分、自宅着同21時。

翌10月06日、都合睡眠3時間で朝から重い荷物を引きずり、市ヶ谷→神楽坂→青山。ご存知の通りすさまじい暴風雨で青山あたりは突風が吹くと一瞬にしてビニール傘はおちょこどころか骨が折れ、ビニールははがれて青山通りの宙を舞う。青山一丁目駅構内には骨の折れたビニール傘がうずたかく積まれている。洋服は一瞬にしてずぶぬれ、傘があおられて車道に落ちそうになる。阿鼻叫喚、地獄絵図。それでもなんとかかんとか青山から西麻布までたどり着き、ピエモンテ料理店T、サルデーニャ料理店Aへ。とてつもなく長い48時間、いや一体何時間だったのか?MASA