ラヲタとイタヲタ
最近知りましたが「ラヲタ」という言葉があるんですな。これはご想像通りラーメンヲタクのこと。一方「イタヲタ」というのは潜在的にはかなりいると思うのですが、耳にしたことはまだありません。この場合のイタとはイタリア全般でなくイタリア料理のことをさします。で、ふと思いついてイタヲタ・チャートなるものを作ってみました。以下の設問で10ケYESと答えた方は多分イタヲタになるのでしょう。基準は私なのでかなり主観が入っているかもしれませんが。 1レストランで手打ちパスタを頼む際「粉はなんですか?」と聞いてしまう。 2アンティパストを頼むのは邪道、正しいイタリア料理はとにかくパスタから入るべしだと思っている。 3「ハマグリと菜の花のリングイネ、ゆず胡椒のかほり」と「リガトーニ・コン・パイアータ」があれば頼むのは当然パイアータである。 4いかなる街、いかなるレストランにおいても当然至極その街の郷土料理で徹頭徹尾通す。 5真夏をのぞき、魚料理でもスープでも飲むのは赤ワインである。 6「イタリア人もお気に入りの味!!」という文章を雑誌で見るとなぜか「ケッ!!」と思ってしまう。 7年末でなくともキャベ2は欠かせない。 8休みの日は朝からパスタを打ち、オリジナルのラグーを作るが、大量に作りすぎて冷凍庫はいつも満タン状態である。 9本当はマローロとベルタが最上のグラッパだと思っていても気がつくといつもナルディーニの白を飲んでいる。 10ホントは味音痴といわれるのが怖い。 11賑わっているお洒落なイマドキの店と客のいない汚い老舗があれば、間違いなく老舗を選ぶ。 12人里離れた僻地にこそ美味なる発見があると信じて疑わず、最近はイタリアを旅しても僻地ばかりさまようようになった。 13実は駅で売ってる乾いたパニーノにもイタリア料理の真実があると信じて疑わず、最近は無味の味、不美味の中の美味を追求しはじめている。 14チップは必ず小銭でなくて札を置く。 15料理の量にも質にももの足りず、イタリア料理店をはしごしたことがある。 さて、あなたは幾つあてはまるでしょう?カミングアウティアーモチ。MASA

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