ドイツ人によるドイツ人の

ミュンヘン滞在二日目。土曜日なので店じまいは早く、一人旅の人間としては明日日曜日の食料確保も視野に入れて動かなければいけない。こんな旅は久しぶり、下手すれば学生時代以来かも。
水はホテル近所の無愛想だけれど安い店で仕入れ、でも、ワインは妥協できないから、とりあえずダルマイヤーへ。なんだか毎日通っている気がする。それほど品揃えは豊富じゃないけれど、日本で言うならば●ノ国屋か●治屋並みのある意味”ツボをおさえた”ラインナップなので迷わずに済むのがポイント。本当は地元エノテカに行ってみたいけれど、滞在二日目でそうそう見つけられるはずもなく...。
知人の知人をたどって、今、ミュンヘンで最も若いアーティストやゲイのかたがたに人気のあるという地区(名前失念。Gartner Platz界隈)で和食屋を営む人を訪ねる。天ぷらと白アスパラのおひたしをつまみつつ、昨今のドイツ話を聞いたところ、ちょっと前まではバカンスといえば海外やイタリアに出かけたけれど、ユーロインフレに便乗した異常なまでの物価高のイタリアはすでに面白みを欠き、よほどの目的がない限りはドイツ国内で楽しむ人が増えているという。ドイツ人にとっては、ディスカバー・ジャーマンな時代なのかもしれない。
こんなキッチュなポットが百貨店のウインドウを飾るミュンヘンの、田舎なんだか変身しつつあるのかわからない微妙なところ、私は好きです。さて、次のフランクフルトでは何が待ち受けているのか。mnm
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私がドイツに来たばかりの頃スーパーは平日午後6時まで、土曜日正午又は午後2時までの営業だったので(日曜日は勿論お休み)、金曜の午後、土曜の午前中のスーパーは殺気立っていました。今は土曜日も午後8時まで営業するようになったので大分便利になりましたが、日本のように24時間何でも買える状況に慣れていた身には結構衝撃でした。
私が先日遠出してシュトゥットガルトに帰って来た夜7時。開いているのはセガフレードとサブウェイぐらいでした。その他のレストランもぴかぴかのアーケードの中。なんだか東京にいるみたいなので、ケバブ屋でフィレンツェではまず飲まないBeck'sを買ってポテチ・パプリカ食べて寝ました。ドイツって昼間は何でもありますが夜が早い気がいたします。みんな帰宅するのが早いのでしょうか?そしておうちで温かいごちそうたべてるのでしょうか?MASA
日曜日にせっせと商売しているのはビヤホールばかり、とミュンヘンで日曜日を過ごした者の感想。イタリアも日曜は安息日ですが、ドイツのほうが徹底していますね、なんだか。真面目に休む、というか。
MASA様
ドイツ人は基本的に夜はkaltes Essenといって火を使わない並べるだけ、切るだけでOKのパンとハムとチーズくらいしか食べません。日本人の私としては夜くらいゆっくりあったかいご飯を食べたいと思うのですが。
しかもお察しのように夜も早い。
レストランも夜は6時くらいから営業しだして、10時頃には厨房は片付け始めるみたいな感じです。
イタリアでも7時くらいにガラガラのリストランテで食事をしてる観光客がいたらそれは95%ドイツ人と思って大丈夫です。
日曜日には着飾ってお出かけをするイタリア人と、安息日だからと家族で団らんしてしまうドイツ人。
娯楽施設も少ないし、お店も閉まってるからどうしょうも内んでしょうが…国民性を感じますね。
私は週末にショッピングできる環境が懐かしいです。