世界3大陸トップシェフによるガラ・ディナー

「サンペレグリノ・ヤングシェフ」ファイナルを飾るガラ・ディナーは直前まで秘密のままだったが、スペシャルゲストとしてマッシモ・ボットゥーラが壇上に登場。実は昼間にボットゥーラの秘書、アレッサンドロ・ラガナと会場で会っており、ボットゥーラの来場はほぼ予想できた結果だった。そしてグラン・フィナーレ後のガラ・ディナーは7人の審査員+マッシモ・ボットゥーラという豪華布陣による大々的なディナーだったのである。

まず予選会場のキッチン・ステージではマッシモ・ボットゥーラ、マルガリータ・フォレス、ブレット・グラハム、ポール・ペレ、アナ・ロスの5人による小皿料理が振舞われた。印象的だったのはポール・ペレで、殻付きの牡蠣をレモンと海水で味付けして液体窒素で瞬間的に冷凍。再び殻を外して、シャーベットを割り、その下の牡蠣を食べるという演出だった。

Massimo Bottura
・Spring chawanmushi of seasonal vegetables, miso of Emilian hand-made pasta with broth of everything

Margarita Fores
・Fried Taro Leaves, Taro Root Chips, Fried Pereiopods, Dried baby Shrimps

Brett Graham
・Warm dumpling of Sourdough and deer Mustard Fruit and Rosemary

Paul Pairet
・[Oyster]2 Pepper – Lemon – Sea

Ana Ros
・Tripes cooked in a wild jus, Tolmin cheese refermented in cave, fava beans and dried nettles
そして着席でのガラ・ディナーは以下の3シェフによる3品。


Dominique Crenn
・Grains & Seeds 2.0, fermented gels, toasted seeds, herbs and flowers
トマトウォーターを中心としたスープに酸味のあるジェル、イクラ、シリアル類などを加えた食べるスープ。

Annie Feolde
・Casentino lam shoulder, and “7 tomatoes” compote with Tuscan pesto

真空調理で柔らかく煮込んだ子羊の肩肉、7種類のトマトのソース、バジリコのペストのゼリー
Virgilio Maritinez
・cacao amazonico


タイトルの通りアマゾンのカカオ他、南米の食材で構成したデザート。