Fourseasons X LESS コラボパネットーネ発売
年末のこの時期、さまざまなラグジュアリー・ホテルや一部レストラン、菓子店などでオリジナルの自家製パネットーネが発売されているが、注目のひとつが「フォーシーズンズホテル 東京大手町」と恵比寿「レス LESS」のコラボによるWネームのパネットーネだ。 「フォーシーズンズホテル 東京大手町」は2020年9月にOPEN、コロナ禍にも関わらずイタリア料理「ピニェート」やラウンジでのアフタヌーンティを中心に賑わいを見せている。一方「レス」は2019年9月、東京恵比寿にOPENしたニューフェイスのペストリーショップだが、日本人パテシィエ坂倉加奈子さんとイタリア人パスティッチエレ、ガブリエレ・リーヴァ Gabriele Rivaの二人が共同作業でさまざまなペストリーを作り出している。 ガブリエレの実家はミラノに30年以上続くパスティッチェリアだったが、ガブリエレは家業をつかずに世界へと飛び出した。スペイン、フランス、ロンドン、NY、ラスベガス、そして東京。どの国で働くことになっても必ず大切に持ち歩いたのが実家から持ち出したリィエヴィト・マードレ Lievito Madreだ。おそらく50年以上はかけつぎで大切に保存されてきたというLievito madreはいわばパネットーネの味を決定づける最も重要な要素。東京でもイタリアから持ち帰ったLievito madreを使ってパネットーネを作っている工房、メーカー、レストランはいくつかあるが日本在住のイタリア人菓子職人、しかもパネットーネの聖地ロンバルディア出身と限定するならば、ガブリエレ以外に思い当たらない。 「フォーシーズンズホテル 東京大手町」用に今回パッケージングされているのは、オレンジ、レモン、柚子という3種類の柑橘を砂糖で煮た「カンディート」を使った「アグルーミ・パネットーネ Agrumi Panettone」だ。Lievito madreで作ったパネットーネは乳酸発酵の香りが心地よく、よく窯伸びした生地は滑らかかつ、歯切れと口溶けが良い。干しぶどうを使わずに3種類の柑橘系だけで仕上げてあるので香りはとてもよく、カンディートの甘み、苦味、アロマが生地全体によくまわり、バターとのハーモニーが実にいい。今年はメイド・イン・ジャパンのパネットーネを多く試食する機会に恵まれているが、ガブリエレのパネットーネはやはり白眉。
問い合わせ フォーシーズンズホテル 東京大手町
www.fourseasons.com/jp/otemachi

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