品川の上空にそびえる「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」は東京の眺めが堪能できるラグジュアリー・ホテル。日本全国へのアクセス拠点となるJR品川駅に直結しているため、ビジネスシーンではもちろんインディビジュアル・トラベラーにも愛されている。レセプションは26階にあり、ゲストルームは26階から32階までと全てが高層階。そして全フロアを貫くアトリウムにあるのが鉄板焼「風音（かざね）」で、この1月から旬の高級食材である黒トリュフを使ったディナーコース「ブラックダイヤモンド」を提供している。 黒トリュフはその類まれなる豊潤な香りと希少価値の高さから「黒いダイヤモンド」とも呼ばれている。新春から3月初頭までの期間限定にて登場するこのコースでは、すべてのメニューに黒トリュフを使用。厳選牛や北海道産タラバ蟹などの上質な旬食材に、香り高い黒トリュフをあわせることで、それぞれの食材の旨味がより一層口中に広がり、甘美な陶酔感を醸し出すことになるだろう。新たらしい一年の幕開けにふさわしい厳選された山の幸と海の幸を心ゆくまで堪能できるまたとない内容だ。 店名の「風音（かざね）」とは歌舞伎の下座音楽にもある「風音（かざおと）」がその由来。アトリウムの中央に位置するカフェ＆バー「リュトモス」、イタリア料理「メロディア」、そして鉄板焼「風音」がそれぞれリズム、メロディ、ハーモニーの3つの要素を構成、融合することで美しいアトリウム全体に音楽を奏で始める。さらに鉄板の上で食材を焼く音や立ちのぼる香りが、その音楽に風格をプラス。そうした音色のバリエーションや変化を、歌舞伎や雅楽の伝統的な舞台構成である「序破急」にたとえ、3種類の鉄板焼のコース料理が用意されている。アトリウムに流れる音楽を体感しながら旬の黒トリュフの芳しき香りとともに鉄板焼きを味わう。それは音楽にも似た一瞬の芸術。「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」で瞬間芸術を体感できるこの貴重な機会を逃す手はない。