マンチーニ第3回パスタコンテスト応募開始!!






今年もイタリアのプレミアム・パスタ・メーカー「マンチーニ」を使用した「マンチーニ第3回パスタコンテスト」がモンテ物産主催で開催される。イタリアの3つ星シェフ御用達のパスタ「マンチーニ」こと「パスティフィーチョ・マンチーニ Pasta Mancini」はマルケ州内陸部、フェルモ県モンテ・サン・ピエトランジェリに2010年に誕生したパスタメーカーだ。創業者であるマッシモ・マンチーニの祖父マリアーノは戦前に小麦生産をはじめ、その息子ジュゼッペ、そして孫のマッシモも子供の頃から小麦畑に慣れ親しんで育ってきた。農学部卒業したマッシモは実家が所有していた農地を整備し、祖父の遺志を継いで古代小麦の栽培を再開。さらに自家生産の小麦を使ってパスタを作ることを目指して「パスティフィチョ・マンチーニ」を創業した。そのクラフト・パスタメーカーであり続ける精神とクオリティの高さで、今や世界中のトップ・イタリア料理店で使用されるようになっているのだ。
マンチーニに招待されて収穫祭「トレッビアトゥーラ」に参加したのは2019年のことだった。その時はマッシモ・マンチーニはじめエンリコ・クリッパ (ピアッツア・ドゥオモ)、「ボボ」ロベルト・チェレア(ダ・ヴィットリオ)、ジョヴァンニ・サンティーニ(ダル・ペスカトーレ)、リッカルド・モンコ(エノテカ・ピンキオーリ)らの3つ星シェフが参加しての華やかな収穫祭となったことはまだ記憶に新しい。
昨年2024年9月9日(月)に行われた昨年のコンテストでは、またロングパスタ部門で「DepTH brianza」の齋藤弘一シェフが。ショートパスタ部門では「日本のイタリア料理店 サイ」加藤了裕シェフがそれぞれ優勝した。特別ゲストとして参加したマンチーニ社代表マッシモ・マンチーニ氏は「出場者のパスタはすべて、イタリアの伝統に沿ったアルデンテだった。私たちが畑で作っている小麦、そしてパスタを、シェフたちの解釈を経て、お客様の口へ運ばれていく、その一連の流れを改めて素晴らしいなと感じました。日本は世界の中でも非常にクオリティが高い。地元の食材を使用し、イタリアの食文化であるパスタと組み合わせる、非常に素晴らしかった。」と出場者に賛辞を贈ったのだった。
その感動と興奮が今年もまたやってくる。「マンチーニ第3回パスタコンテスト」は2025年9月8日(月)開催で、ロングパスタ部門とショートパスタ部門の2部門があり、応募締切は2025年6月1日(日)まで。詳細は下記画像またはPDFはこちらから、あるいはモンテ物産公式サイトを参照していただきたい。今年の優勝者は誰になるのか?日本のイタリア料理のレベルの高さを国内外に広くアピールする絶好の機会だけに、我こそはと思う料理人は是非参加を考えてみてはいかがだろうか。


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