シチリアの山と海の恵み アワビのジン誕生
ここ最近のミクソロジーブームは、イタリアにクラフトスピリッツ&リキュールの旋風を巻き起こしている。特にジンとベルモットの勢いがすごい。ベルモットはイタリアに昔から存在する薬草酒の進化系だが、ジンはイギリス生まれ、イタリアでの製造は歴史が浅い。そして、… 続きを読む
ここ最近のミクソロジーブームは、イタリアにクラフトスピリッツ&リキュールの旋風を巻き起こしている。特にジンとベルモットの勢いがすごい。ベルモットはイタリアに昔から存在する薬草酒の進化系だが、ジンはイギリス生まれ、イタリアでの製造は歴史が浅い。そして、… 続きを読む
2008年6月にオープン以来、フォーシーズンズホテル・フィレンツェのエグゼクティブシェフを務めていたヴィート・モッリーカが、イギリスやアメリカ、アラブ首長国連合など世界各地でラグジュアリーレストランを展開するイタリア企業に請われて去り、その後を誰が引… 続きを読む
昨年開催予定だったUEFA EURO 2020が一年延期で今年の開催となり、ロックダウンで溜まりに溜まった鬱憤をここぞとばかりに発散している今日この頃のイタリア。ある時のラジオでは「イタリア人の7割以上がTVかラジオで実況を追い、その8割がピッツァをお供… 続きを読む
シチリアの州都パレルモの胃袋を支えるのは、ヴッチリア、バッラロ、カポ、三つの市場。廃墟と見紛うような建物の合間を縫う路地に店が並び、見事なバランスで巨大なカリフラワーやアーティチョークが積み上げられていたり、激しいシチリア訛りで呼び込むダミ声がこだま… 続きを読む
パネットーネにジェラート。パネットーネの食べ方アレンジとして、好相性の組み合わせの一つ。しかし、その視点はパネットーネが主役である。一方、エミリア・ロマーニャ州レッジョ・エミリアのジェラテリア「カポリネア」が提案するのは、“ジェラートに合うパネットー… 続きを読む
日本人を魅了するキラーコンテンツの宝庫であるイタリア。中でも「料理」と「車」はどちらにも巨星と称される抜きん出た存在がいる。それは、現代イタリア料理で世界一の称号も獲得した「オステリア・フランチェスカーナ」のマッシモ・ボットゥーラであり、創業以来世界… 続きを読む
数あるイタリア菓子の中でも最も難しいと言われるパネットーネ。市販のイーストを使わず、小麦粉と水、あるいはレーズンなどの果物を使って酵母を起こし、1ヶ月かけて発酵種を育てる必要がある上、バターや砂糖をたっぷり使うため、その発酵種は強靭なグルテン網を形成… 続きを読む
イタリアの食に欠かせないチーズ。しかし、あまりにも日常的すぎて、普段はあまりこだわらない人が多いのか、スーパーや食料品店では非常にオーソドックスなものしかない。モッツァレッラやリコッタなどのフレッシュチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノやグラナ・パダ… 続きを読む
日本人にとってイタリア料理は、自分が慣れ親しんできた日本の食、味わいと親和性が高いと感じられる料理である。その理由は主に、食材が豊富であること、素材の持ち味を生かすこと、季節感を大切にするところ、などが考えられる。しかし、それだけだろうか?とふと思う… 続きを読む
昨年11月、パネットーネをもっと楽しみたいという有志が設立した「パネットーネ・ソサエティ」。食べる人、作る人の双方を繋げるために、セミナーやテイスティング会、ドリンク・ペアリングの提案など、さまざまな活動を展開している。本来は、クリスマスの伝統菓子で… 続きを読む