古代ローマ遺跡と共存するマルケージ派リストランテ「ジェリウス」
トレヴィーゾから北東30キロにある、ポルティチ(柱廊)が張り巡らされた瀟洒な街オデルツォ。歴史は古く、紀元前11世紀には商業の地として栄え、古代ローマ時代にも自治権を認められた国として繁栄を誇った。その足跡は今も鮮やかに残り、ローマに次いで街に占める… 続きを読む
トレヴィーゾから北東30キロにある、ポルティチ(柱廊)が張り巡らされた瀟洒な街オデルツォ。歴史は古く、紀元前11世紀には商業の地として栄え、古代ローマ時代にも自治権を認められた国として繁栄を誇った。その足跡は今も鮮やかに残り、ローマに次いで街に占める… 続きを読む
冬の訪れとともに登場する、目にも鮮やかな赤紫色のラディッキオ・ロッソ。ラディッキオ・トレヴィジャーノとも呼ばれるが、正式名称は、ラディッキオ・ロッソ・ディ・トレヴィーゾで、そのうち、ずんぐりとした楕円形のものがプレコーチェ(早生)、細い葉を持ち、その… 続きを読む
コネッリアーノの南西スゼガーナにある農園「Borgoluce」は、1000年以上の歴史を持つヴェネト有数の貴族コッラルト家がオーナーである。トータルで1200haの土地の大部分は森と牧草地が占め、その他に麦畑、とうもろこし畑、葡萄畑(約100ha)、… 続きを読む
Prosecco DOCの旅はトレヴィーゾから徐々に北の山岳地帯へと向かう。Prosecco DOCGのお膝元であるコネリアーノ Coneglianoからヴィットリオ・ヴェネト Vittorio Venetoを抜け、ベッルーノ Bellunoの手前にあるサンタク… 続きを読む
トレヴィーゾ中心部にある「クロークルーム Cloakroom」は現在イタリアでムーブメントとなっているミクソロジー・バーを牽引する存在だ。ロンドンやコペンハーゲン、スイスなどのバーで働きキャリアを重ねたバールマン、サムエル・アンブロージ Sa… 続きを読む
1976年に創業した「Le Contesse」は、初代ロリス・ボノットのクオリティワインへのたゆまぬ探究心が核となっているワイナリーである。機械をいじることが好きで、ワイン製造者になっていなければエンジニアになっていたというロリス・ボノットは、ワインに… 続きを読む
過日発表されたGambero Rosso 2020において、シチリアはラグーサ・イブラの2つ星「ドゥオモ Duomo」が年間最優秀レストランに選ばれた。「ドゥオモ」はこの5月に訪れてシェフ、チッチョ・スルターノ Ciccio Sultanoと数日ともに過ごし、… 続きを読む
1875年に創業したトレヴィーゾの老舗レストラン「レ・ベッケリエ」といえばティラミス発祥の地として今や世界中に広く知れ渡っている。2007年には「イタリアの老舗料理店」の取材でこの店を訪れ、当時の店主カルロ・カンペオールから直にティラミス誕生秘話を聞… 続きを読む
指の長さほどのグリッシーニ、Bibanesiの故郷はヴェネト州のビバーノ。フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州との境界に近い小さな町で、創業者のジュゼッペ・ダ・レはそこでパン屋を営んでいた。昔から、パン屋の仕事は夜に種を仕込み、翌朝早くに焼くのが習わ… 続きを読む
過日ローマで2020年度Gambero Rosso誌およびGambero Rosso Internationalの発表会が行われた。注目はイタリア国外の優秀レストランを表彰するGambero Rosso Internationalで、この度銀座ブルガリ内にある… 続きを読む