美食とワインの鉄道旅行 トレーノ・ストリコ Treno Storico復活
「トレーノ・ストリコ」とは非電化の古い路線を昔の車両に乗って旅するユニークな企画で、従来はイタリア各地で不定期に開催されていた。それが今年イタリア鉄道FS、イタリア観光省、そしてガンベロ・ロッソ Gambero Rossoが連携し再編成して復活。コロナ後… 続きを読む
「トレーノ・ストリコ」とは非電化の古い路線を昔の車両に乗って旅するユニークな企画で、従来はイタリア各地で不定期に開催されていた。それが今年イタリア鉄道FS、イタリア観光省、そしてガンベロ・ロッソ Gambero Rossoが連携し再編成して復活。コロナ後… 続きを読む
観光の街フィレンツェには、ホテルだけでなくB&Bやバカンスハウスも含めればそれこそ星の数ほど宿泊施設がある。わずかな五つ星ホテルやスモールラグジュアリーホテルを除き、その大半は荷物を置き寝ることを主目的とした、その割に結構な料金がかかる、いわ… 続きを読む
先日フランチャコルタの取材で、5つ星ホテル「アルベレータ Albereta」に滞在していたときのことだ。PRのアンジェリカ女史が「明日ダリオ・チェッキーニがフランチャコルタに来るわよ」というので、事情を聞いてみると先日「チェッキーニ・パニーニ Cecch… 続きを読む
2020年11月、イタリア ミシュラン2021の発表はオンラインで行われた。新たに星の評価を得たシェフが幾人か画面に登場したが、その中にリストランテ「Aalto」の岩井武士シェフの姿があった。2019年11月にオープンし、すぐ翌年に一ツ星という快挙。そ… 続きを読む
かつて人々の“胃袋”を支えていた市場。建物の老朽化やスーパーマーケットの普及に伴ってほとんどの市場はいつの間にか忘れられかけた存在になっている。しかし20世紀初頭前後に建てられた屋内市場は、当時最先端の技術やデザインを取り入れた、建築遺産とも呼べるほ… 続きを読む
ミラノに実験的なフードスポットが誕生した。Merging taste(味の合体)から最初の音を取り、「META」と名付けられたそこは、一見すると小規模なフードコートである。が、実は緻密な戦略に基づいた斬新な食のスタートアップ・プロジェクトだ。
プロジェク… 続きを読む
2008年6月にオープン以来、フォーシーズンズホテル・フィレンツェのエグゼクティブシェフを務めていたヴィート・モッリーカが、イギリスやアメリカ、アラブ首長国連合など世界各地でラグジュアリーレストランを展開するイタリア企業に請われて去り、その後を誰が引… 続きを読む
シチリアの州都パレルモの胃袋を支えるのは、ヴッチリア、バッラロ、カポ、三つの市場。廃墟と見紛うような建物の合間を縫う路地に店が並び、見事なバランスで巨大なカリフラワーやアーティチョークが積み上げられていたり、激しいシチリア訛りで呼び込むダミ声がこだま… 続きを読む
日本人を魅了するキラーコンテンツの宝庫であるイタリア。中でも「料理」と「車」はどちらにも巨星と称される抜きん出た存在がいる。それは、現代イタリア料理で世界一の称号も獲得した「オステリア・フランチェスカーナ」のマッシモ・ボットゥーラであり、創業以来世界… 続きを読む
イタリアの食に欠かせないチーズ。しかし、あまりにも日常的すぎて、普段はあまりこだわらない人が多いのか、スーパーや食料品店では非常にオーソドックスなものしかない。モッツァレッラやリコッタなどのフレッシュチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノやグラナ・パダ… 続きを読む