‘ino@Firenze
雪になるかもしれないと怯えつつ出かけた取材先は、’ino。昨秋東京でパニーノ・レクチャーを催し、少しお馴染みになった感のあるパニーノ&食材セレクトショップです。2月のこの時期は、年末からPittiの見本市が終わるまで熱に浮かされたようだっ… 続きを読む
雪になるかもしれないと怯えつつ出かけた取材先は、’ino。昨秋東京でパニーノ・レクチャーを催し、少しお馴染みになった感のあるパニーノ&食材セレクトショップです。2月のこの時期は、年末からPittiの見本市が終わるまで熱に浮かされたようだっ… 続きを読む
最近新たに我が家の書棚に仲間入りしたのが、「I dieci comandamenti per non far peccato in cucina」と「Lampredottai e Trippaiuoli a Firenze」の2冊。前者はフィレンツェで知らぬものはいない、も… 続きを読む
ビステッカを5種類の肉から選べるというミートイーターにとっての聖地「Beccaio」。前回訪店時は女子二人に肝臓をいたわる男子一人という組み合わせだったのと、前菜でちょっと飛ばしすぎたので肝心のビステッカを前にしてすでに満腹中枢がアラームを鳴り響かせ… 続きを読む
フィリグラナ、とはサルデーニャ伝統の金細工。金糸を寄り合わせて作る繊細で優雅なその姿はサント・エフィジオの祭りで美女たちを飾り立てるあれでございます。定番のモチーフはサルデーニャ全土にいろいろありますが、こちらはカリアリの金細工職人の手による一品「ジ… 続きを読む
以前「イタリアの市場を食べ歩く」(東京書籍2004年)にも書きましたが、カリアリのサン・ベネデット市場は売り場面積8000平米とイタリア最大の屋内市場。イタリアの地方を旅するとバーリ、アンコーナ、トリエステ、ルッカなど死にゆく市場を目にすることもまま… 続きを読む
ポルケッタ、ポルチェット、ポルチェッドゥ、プルチェッドゥ、呼び名は変われど以上は豚の丸焼きのことであります。いや、サルデーニャ流プルチェッドゥを正確に描写するならば乳飲み子豚の半割(!!)を塩だけでじっくりとローストした料理で、皮はかりかり、中はしっ… 続きを読む
パーネ・リトゥアーレ、とは一般に「儀式パン」と訳され、シチリアでは例のゆで卵を殻ごと仕込んだ復活祭のパンが有名ですが、サルデーニャのパーネ・リトゥアーレはより一層細かい細工で知られています。冠婚葬祭に欠かせないこのパンはそもそもが菓子屋、パン屋ではな… 続きを読む
1月31日よりミラノで開催されたIdentita Golose、イタリア唯一のアルタ・クチーナ(高度に洗練された料理)のカンファレンスは、今年で6回目となりました。年を追うごとに登壇者が増え、日程も昨年は4日間と最長となりましたが、今年は2月2日までの… 続きを読む
遅くなりましたが、2010年版ガイドブックの寸評というか、レポート(平たく云えば感想文)をまとめてみたいと思います。我々が常に利用するのはGambero Rosso、Osterie d’Italia、そしてMichelin。たまにEspres… 続きを読む
最近とんとごぶさたしてたBuca dell’Orafo。去年の7月にSpaghetto alla Carrettieraを撮影したあとそのまま立ち食いしたのは記憶にあるが、その前がいつだかはとんと記憶に無い。で自分のブログを検索したら2008年… 続きを読む