ポリフェノールを自在に操る。新しいフェーズに入ったEVオリーブオイル
1990年、地中海沿岸地域では健康で長生きする人の割合が高いという調査結果が、世界中の関心を集めた。メディテラネアン・ダイエット、日本では地中海式ダイエットという言葉で、痩身を期待できるものと混同されたこともあるが、本来は健康と長寿が期待できる食生活… 続きを読む
1990年、地中海沿岸地域では健康で長生きする人の割合が高いという調査結果が、世界中の関心を集めた。メディテラネアン・ダイエット、日本では地中海式ダイエットという言葉で、痩身を期待できるものと混同されたこともあるが、本来は健康と長寿が期待できる食生活… 続きを読む
イタリアの国立オリーブオイルテイスター協会ONAOO(Organizzazione Nazionale Assaggiatori Olio di Oliva)の日本向けオンラインの体験試飲講習会を11月14日(月)19時より開催します。
ONAOOは、イタリア商… 続きを読む
ワインに比べ、オリーブオイルの世界は20年は遅れているとも言われる。使用頻度が高い割に品質にこだわらない消費者が少なくないという現実があるが、「量より質」が行き渡るにはまず生産者が変わらなければならない。そういう観点から、近年は小規模生産者を中心に劇… 続きを読む
北から南までごく一部を除いてイタリア全土で作られているオリーブオイル。イタリア人の食卓になくてはならない食材だが、オリーブオイルそのものについての正しい知識を持っているイタリア人はほとんどいないとも言われている。あまりにも身近すぎて深く考えないのかも… 続きを読む
DOPキャンティ・クラシコ・オイルは、ワインのDOCGキャンティ・クラシコと同じ生産地区で、生産者協会には現在240の生産者が加盟している。今年でDOP認定20周年。近年は天候不順や温暖化の影響で不安定な作柄が続いたが、今年は上出来とのレポートが協会… 続きを読む
イタリアには、530を超えるオリーブの品種がある。これは世界で最も多い。そして、地理的表示であるDOP、IGPはそれぞれ42、5で、これも世界最多。生産量ではスペインが先頭を行くが、バリエーションではイタリアがトップであり、これがイタリアのオリーブオ… 続きを読む
イタリアのオリーブオイル生産量の内訳は、プーリア、カラブリア、シチリアの順で多く、この三つの州で全生産量の7割以上を占めていることからも、オリーブオイルは本来、南地中海地方の産物であることがわかる。しかし、南イタリア産は、かつては大量に作られる安価な… 続きを読む
イタリアのオリーブオイル業界はワイン業界に比べて20年遅れている、と常々言われている。品質の追求、消費者へのアピール、エデュケーションなどなど、ワイン業界が先んじて展開、投資してきたことが、2000年代以降ようやくオリーブオイル業界にも浸透し始めてい… 続きを読む
イタリア料理に欠かせない食材のひとつ、オリーブオイル。世界で最も多くのオリーブ品種を有するイタリアでは、土地によりオリーブオイルの味も異なります。その奥深さを知るにはやはり生産者を訪れるのが一番。トスカーナのキャンティ地区で、4代に渡り農園を営む「プ… 続きを読む
一般消費者とメーカーとの双方向コミュニケーションという点で、ワイン業界に遅れを取っているオリーブオイル業界。それでも、ENOツーリズムの成功に着目したオリーブオイル生産者が徐々に増えてきており、フラントイオの見学やその場でのテイスティングができる機会… 続きを読む