シチリア美食の王国へ27 オステリア・デル・カッチャトーレ@カストロフィリッポ
辿り着いて見たものは・・・猟師の館のディープな家庭料理
というわけで、再びまた振り出しに戻る。どこで食べたらいいのだろうか。こうなったらアグリジェントから出るしかない、とガイドブックを繰ってみる。オステリエ・ディ・イタリアには、アグリジェントから12キ… 続きを読む
辿り着いて見たものは・・・猟師の館のディープな家庭料理
というわけで、再びまた振り出しに戻る。どこで食べたらいいのだろうか。こうなったらアグリジェントから出るしかない、とガイドブックを繰ってみる。オステリエ・ディ・イタリアには、アグリジェントから12キ… 続きを読む
遺跡に興味がある人ならば一度は聞いたことがあるのがアグリジェントだろう。シチリアの三大神殿、アグリジェント、セリヌンテ、セジェスタ、これらを巡るツアーがまずはシチリア観光の一つの目玉である。というか、過去、シチリアを訪れる一番大きな目的であったといっ… 続きを読む
闇夜に浮かび上がるバロック、それはまるで舞台景色
古代ギリシャ時代に栄え、中世にはオルティージャ島だけに規模が縮小し、そして今は周囲にも無秩序に発展して大きな都市となったシラクーサ。この街は、細道が迷路のように入り組んだオルティージャと、本土にあるネア… 続きを読む
秘密のマグロ加工場発見!!ひなびた倉庫の中は珍味山積み
カポ・パッセロから7.5キロ海岸沿いに北上してマルツァメーミへ立ち寄る。これといって何があるわけではない、近年は夏の海辺のリゾートとして少しずつ人で賑わうようになった街である。しかし、ここには六十… 続きを読む
シチリア農業の成功の印パキーノからヨーロッパ最南端の街へ
パキーノという地名を、パキーノがどこにあるかは知らなくても聞いたことがある人は多いと思う。パキーノのポモドリーノ(ミニトマト)は世界各地、日本にまで輸出されていて、その美味しさで聞こえているから… 続きを読む
2002年世界遺産認定、しかしノートの大聖堂は覆われたまま
17世紀末の地震で倒壊し、その後蘇った東南シチリアの街は当時のヨーロッパ世界、特にフランスとスペインで大流行していたバロック建築を取り入れ、独特の容貌を備えるようになった。絢爛、華麗な教会のフ… 続きを読む
ミステリアスなラグーサ・イブラのクチーナ・クレアティーヴァ
1693年、カターニアからシラクーサ、ラグーサの一帯を地震が襲い、ほとんどの街が崩壊した。失われた街はさまざまな形で再び街として生まれ変わり、それが今に続いている。たとえば、カターニアはもとの… 続きを読む
山猫とは無関係?ドンナフガータ城を訪ねて
「グルフィ」のマッシモとは、1999年に雑誌の取材で、モディカのリストランテ「ファットリア・デッレ・トーリ」を訪れたときに知り合った。当時、彼はこのレストランの共同経営者で、ワインとサービスを担当していた。現在… 続きを読む
キアラモンテ・グルフィを含む一帯は伝統的にオリーブの産地でもある。シチリアは各地でオリーブオイルをつくっているが、DOP(Denominazione Origine Protetta原産地呼称保護指定)オリーブオイルは六つ、西のヴァッリ・トラパネージ、東… 続きを読む
各街停車の旅、バロックの地方都市めぐり
シチリア東南部には回らなければならない街がぎゅっと詰まっている。地図の上でいうならばラグーサ県とシラクーサ県にまたがり、ラグーサ、モディカ、ノートのバロック都市、古代ギリシャの街シラクーサは、駆け足の旅でもぜひ訪… 続きを読む