Manami Ikeda

Manami Ikeda


池田愛美 Manami IKEDA ジャーナリスト、コーディネーター 出版社に女性誌編集者として勤務後、1998年イタリアに渡る。旅と料理の分野でインタビュー、取材、撮影、執筆、講演活動を日本、イタリア両国で行う。主な著書に「シチリア美食の王国へ」「サルデーニャ!」「フィレンツェ美食散歩」「ローマ美食散歩」「アマルフィとカプリ島」「伝説のトラットリア・ガルガのクチーナ・エスプレッサ」「Dolce!イタリアの郷土菓子」「極旨パスタ」「最新版ウイーンの優雅なカフェ&お菓子」など多数。 Facebook:ikedamanami

Posted by Manami Ikeda

アマトリチャーナににんにくは是か非か

カルボナーラに生クリーム、アマトリチャーナににんにく、ペスト・ジェノヴェーゼにバター。このなかで間違いはどれでしょう。

レシピにおける厳格な伝統主義者であれば、これは全て間違いだと断言するだろう。ところが、有名なシェフが「こうすればもっと美味しくなる」… 続きを読む

ガルガのクチーナ・エスプレッサ00ガルガ伝説、ある伊達男とある善良な男の物語(無料配信)

ルネッサンスが華開き、その五百年前当時の街並をほぼ維持しているフィレンツェには、古くからのレストランが結構残っている。数百年とまではいかないが、二百年、百年の歴史を誇る店も少なくない。それら老舗レストランでは、伝統的なトスカーナ料理を出し、伝統料理を… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩37 バルトリーニ

旧市街でもっとも規模の大きな調理器具とテーブルウエアの専門店。ウィンドウにはファンシーなキャラクターグッズが陳列されていることもあるが、店内には渋い調理器具がひしめいている。肉料理に欠かせない鉄製フライパン、熱伝導率の高いアルミ製鍋、栗用の穴開きパン… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩36 アンニーバリ・キーティ

中央市場の正面入り口前、露店をかきわけると現れるキッチングッズの店。飾り気もなく雑多な品物がウィンドウにも軒先にも並んでいるが、創業は一八八〇年、現在で4代目という老舗である。家庭で作るジャムや保存食用のガラス瓶から、プロ仕様の鍋や包丁、モダンデザイ… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩35 ペーニャ

すでに旅行者の間でもよく知られているが、とりあえずお土産探しには必ず立ち寄ることにしている。なんといっても品揃えが充実しているし、商品が見やすい。日本へのお土産はチョコレートにビスコッティ、ハーブミックスやパスタといった定番から、スペルト小麦や白いん… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩34 タッシーニ

何かを頬張りながら何を買おうかなと物色する“ながら食”がイタリアではごく普通のことなのだ、と知ったのがここ。生ハムにチーズ、瓶詰め保存食からビスコッティ、バルサミコ酢にワインと、数は多くはないけれど一流の品が揃う高級食品店で、しかも、昼時にはできたて… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩33 ボッテガ・デッロリオ

スーパーや食料品店にオリーブオイルはたくさん並んでいるけれど、そのどれを選んだらいいのか見ただけではわからない。だから、専門知識があって、しかも試食もさせてくれる専門店の存在はありがたい。店主アンドレアが用意しているのは常時6〜7種類。トスカーナのほ… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩32 オリオ&コンヴィヴィウム

総菜店、ケータリング、オリジナル食品開発と、フィレンツェではその名を知られた食の開発会社が旧市街に設けたアンテナショップ&レストラン。目玉は素材選びからレシピ、製造まで一貫して自社で手がけたオリジナルの食品。ジャムやハチミツ、パスタソースは旬の素材の… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩31 カラベ、レ・パリジーネ、ペルケ・ノ、ヴィヴォリ

カラベ Carabe’

フルーツたっぷり本場シチリアの味

旬の果物に適度な量の砂糖をまぶして寝かせ、風味を充分に引き出してからジェラートにするのが「カラベ」流。シチリア出身のアントニオはフィレンツェ・ジェラート界に素材主義を浸透させた張本人。お薦めは舌触… 続きを読む

フィレンツェ美食散歩30 ピストッキ

かつて馴染みのワインバーで「ものすごく美味しいチョコレートケーキだから」と勧められたのが、「ピストッキ」のトルタ・フォンデンテ・ディ・チョコラートだった。湯をつたらせたナイフを入れると、みっちりと締まったテクスチャーが伝わるや否や、すっと手応えがなく… 続きを読む

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