2020年4月まで繰り広げられる“ミクソロジー・サーカス” エゴ・シルクス
イタリアの2019年を振り返ってみると、ミクソロジーがかつてなく盛り上がった年だったように思う。ミラノには次々とスタイリッシュなバーができ、ローマやボローニャでもミクソロジー・コンテストが開かれた。ワインのような瓶内で完成されたものを受け身で味わうの… 続きを読む
イタリアの2019年を振り返ってみると、ミクソロジーがかつてなく盛り上がった年だったように思う。ミラノには次々とスタイリッシュなバーができ、ローマやボローニャでもミクソロジー・コンテストが開かれた。ワインのような瓶内で完成されたものを受け身で味わうの… 続きを読む
アブルッツォ・ワインの名醸地コッリ・キエティーニにある「マッサリア・ディ・サルキアッポーネ Massaria di Sarchiappone」はサルキアッポーネ家がはじめたアグリトゥーリズモだ。アントニオ・サルキアッポーネ Antonio Sarchiappo… 続きを読む
京都の清水寺から江戸時代そのままのような三年坂、そして二年坂をおりてゆくと維新の道に突き当たる。ここには中岡慎太郎はじめ維新の志士たち計549人が眠っており、正面には豊臣秀吉の冥福を祈願し、北政所が1606年に創建した高台寺がある。まるで歴史絵巻を紐… 続きを読む
高田馬場にあるトラットリア「ダイ・パエザーニ」は日本で唯一のアブルッツォ料理店だ。オーナーのジュゼッペ・サバティーノは1958年生まれの生粋のアブルッツォ人。サラミ職人だった祖父の影響を受けて7才から仕事を始めサラミ作りにも慣れ親しむ。その後故郷を離… 続きを読む
昨年3つ星に昇格したマルケ州を代表するシェフ、マウロ・ウリアッシ Mauro Uliassiは常々こう語っている。「高級レストラン・ビジネスは、昔に比べるととんでもなく難しい。可能性はもちろんある、しかし過大な投資はリスクが大きいし、反応やレビューは必ず… 続きを読む
ワイナリー「カサールタウレロ Casal Thaurelo」の起源は1500年代に遡る。テーラモ県、アドリア海に近い内陸部の地元貴族だったタウレロ Thaurelo家は時の神聖ローマ皇帝、ハプスブルク家のカルロ5世がアブルッツォに逗留した際、正式に領地を認… 続きを読む
Prosecco DOCを巡る旅の最終目的地はヴェネツィア。伝統的な食前酒スプリッツはじめ日常的にプロセッコが飲まれている地だ。毎回ヴェネツィアに来て思うことだが、この街は特殊な形態ゆえに域内では自転車含む車両の通行が一切認めておらず、船を利用しない場… 続きを読む
一般消費者とメーカーとの双方向コミュニケーションという点で、ワイン業界に遅れを取っているオリーブオイル業界。それでも、ENOツーリズムの成功に着目したオリーブオイル生産者が徐々に増えてきており、フラントイオの見学やその場でのテイスティングができる機会… 続きを読む
ヴェネツィアの名門「ホテル・バウアー Hotel Bauer」のバー・マネージャーを務めるエンリコ・フーガ Enrico Fugaは生粋のヴェネツィア生まれヴェネツィア育ちのバールマンだ。1995年同じくヴェネツィアの名門ホテル「グリッティ・パラス Gritt
第44代アメリカ合衆国大統領に就任したバラク・オバマ氏へ、イタリア共和国が祝いの印に贈った「Elisir Gambrinus」は、ヴェネト州トレヴィーゾ県のレストラン&ワイナリー「ガンブリヌス」が170年以上前から作り続けているリキュール。赤ワインをベ… 続きを読む