ミラノの新シチリア料理店「シケライア」
モダン・シチリア料理という言葉が聞かれるようになったのはいつ頃からだろうか?90年代頃までシチリアを代表する名店といえばモンデッロにあった「チャールストン」とリーパリ島の「フィリッピーノ」、その後登場した「イル・ムリナッツォ」のニノ・グラッツィアーノ… 続きを読む
モダン・シチリア料理という言葉が聞かれるようになったのはいつ頃からだろうか?90年代頃までシチリアを代表する名店といえばモンデッロにあった「チャールストン」とリーパリ島の「フィリッピーノ」、その後登場した「イル・ムリナッツォ」のニノ・グラッツィアーノ… 続きを読む
成澤由浩シェフの「NARISAWA」から徒歩3分の距離にあるBEES BAR by NARISAWAは成澤シェフがプロデュースする、外苑前にひっそりと佇むバー。イノベーティヴ里山キュイジーヌを標榜する成澤シェフだが、このバーのコンセプトは「里山バー」。店内… 続きを読む
去る2018年11月21日、ミシュラン東京2019年度版の発表会が行われたが「会場、日時など事前告知はお控えください」という通達の元、限られたメディアのみが出席を許されるクローズドな発表会だった。午後からの受賞パーティには時間的に出席できず、出席した… 続きを読む
やはり料理とは作る人の才能によるのか、3年ぶりにミラノで「TOKUYOSHI」の料理を食べて切にそう思った。10月後半、パスタ世界選手権の後訪れた「TOKUYOSHI」で頼んだのは「OMAKASE」。近年では日本通のイタリア人から「日本料理はOMAK… 続きを読む
2018年9月広尾にオープンした「ラ・トラットリアッチャ La Trattoriaccia」はイタリアに16年間暮らした河合鉄兵シェフの店である。フィレンツェ時代からの仲なので普段は鉄兵くん、と呼んでいるが今回はあらたまって河合シェフと呼ばせていただく。… 続きを読む
かつて東京を訪れたパスタメーカー、フェリチェッティの社長、リッカルド・フェリチェッティ Riccardo Felicettiがこんなコメントを残したことがある。「日本にイタリア料理店は多いが、みな郷土料理ばかりで、日本人シェフによるファイン・ダイニングの… 続きを読む
今年2018年は音楽家ロッシーニの没後150周年にあたることから、去る11月20日、在東京イタリア料理アカデミー主催、ロッシーニが愛した料理を再現する「ロッシーニの夜」が大手町「ハインツ・ベック」で行われた。マルケ州のペサロで生まれたジョアッキーノ・… 続きを読む
過去5年間にわたり、ピエモンテ州ポレンツォにある食科学大学に有名シェフを招くプロジェクト「ターヴォレ・アッカデミケ Tavole Accademiche」の貴重な記録がスローフード出版より発売。同プロジェクトでは大学食堂で有名シェフたちが極めてシンプルか… 続きを読む
かつて文豪ゲーテが憧れたように、南イタリアが持つ魅力は多くの人を惹きつけてやまない。それは料理の世界においてはさらに顕著で、新鮮な魚介類や野菜、オリーブオイル、トマト、乾麺といったイタリア的キーワードを多くちりばめた南イタリアの料理はイタリア広しとい… 続きを読む
以前SAPORITAでもお伝えした通り、2018年11月26日に近代イタリア料理の巨匠グアルティエロ・マルケージの生涯を描いたドキュメンタリー映画「The Great Italian」が一夜限定、イタリア文化会館アニエリホールで上映された。これはマルケー… 続きを読む