美しく青く、謎に満ちた島、サルデーニャ2
羊飼いの伝統が育んだ工芸
サルデーニャの商業の中心となったのは豊富な鉱山資源であった。紀元前より輸出されていたのは、鋼や青銅、金銀である。青銅製の像がヌラーゲからも出土しており、かなり精巧な技術を確立していたことが明らかになっている。また、金銀は細い針… 続きを読む
羊飼いの伝統が育んだ工芸
サルデーニャの商業の中心となったのは豊富な鉱山資源であった。紀元前より輸出されていたのは、鋼や青銅、金銀である。青銅製の像がヌラーゲからも出土しており、かなり精巧な技術を確立していたことが明らかになっている。また、金銀は細い針… 続きを読む
イタリア半島の一番近いところ、トスカーナの沿岸から188キロ、そして、チュニジアから178キロ。地中海西部のほぼ中央に位置するサルデーニャ島は、イタリアからは地理的にも文化的にも遠い存在だ。しかし、その名は青く透き通る美しい海の島として知られ、特に、… 続きを読む
少し前の話になるが今年の4月26日、老舗グラッパ・メーカー「ナルディーニ」のオーナー、ジュゼッペ・ナルディーニが亡くなった。1927年生まれの享年90歳。戦後の苦しい時代にカ・フォスカリ大学経済学部を卒業、以来50年以上に渡り1779年創業のグラッパ… 続きを読む
「東方見聞録」を書いたマルコ・ポーロが、中国から麺を持ち帰ったことがイタリアにおけるパスタのはじまりだった。そんな間違った説が流布するようになったのは一体いつ頃のことか。一説によれば、それは1929年にアメリカの業界紙「マカロニ・ジャーナル」が掲載し… 続きを読む
2013年9月にオープンした話題の5つ星ホテル。ミラノ・ファッションの中心であるモンテナポレオーネ地区やブレラ地区からわずかな距離にありながらも閑静な住宅街に位置し、外観もホテルというよりは高級アパートメントといった趣。ツアー客は決して訪れないエクス… 続きを読む
SAPORITA新企画、幻の食材トリュフを知る、見る、食べる「トスカーナ・トリュフ体験ツアー」ではフィレンツェから専用車両での送迎付きでトリュフ狩り体験が楽しめます。トスカーナでは年間を通じてさまざまな種類のトリュフがとれますが、まずはトリュフの歴史… 続きを読む
元食肉市場の傍にある肉料理の美味しいことで知られる「ヌオーヴォ・マチェッロ」の“兄弟店”として2014年にオープンしたのが「ラ・ クチーナ・デイ・フリゴリーフェリ・ミラネージ」。こちらは魚料理が主体です。ユニークなのがメニュー構成。食
かつて街のどこにでもあった小さな広場。人々がそこでおしゃべりを通して情報を交換しあっていた、そんな良き習慣を蘇らせたいと生まれたのが「ウン・ ポスト・ア・ミラノ」です。ミラノ中心部からやや離れたポルタ・ロマーナ地区にある「カッシーナ・ク
2015年5月、ミラノ中心部ガレリア脇にオープンした食の総合店「イル・メルカート・デル・ドゥオモ」内のメインダイニング となった「スパツィオ・ミラノ」は、アブルッツォ州にあるミシュラン三つ星レストラン「レアーレ」のシェフ、ニコ・ロミート氏… 続きを読む
食は体に入るものだから 、まず第一に安全を考えなければ」と語る、チェーザレ・バッティスティ氏。ミラノで再開発が進むガリバルディ地区にある一軒家レストラン「ラタナ」で使う食材は、考えを同じくする生産者から直接仕入れるものばかり。のみならす