イタリア縦断鉄道の旅17 地中海文化のるつぼ シチリア島の旅のはじまりは 州都パレルモから
フィレンツェ発パレルモ行きのメリディアナ航空3481便は8時到着の予定が30分遅れ。寝不足の目をこすりつつ機内から外へと目をやれば、荒々しい岩山と青い海、強い日差し、夾竹桃やサボテンといった独特の風景が見える。シチリアである。
こんな時似合う曲はルーチ… 続きを読む
フィレンツェ発パレルモ行きのメリディアナ航空3481便は8時到着の予定が30分遅れ。寝不足の目をこすりつつ機内から外へと目をやれば、荒々しい岩山と青い海、強い日差し、夾竹桃やサボテンといった独特の風景が見える。シチリアである。
こんな時似合う曲はルーチ… 続きを読む
イタリア全土を飛び回る、フード・ジャーナリスト、エリジア・メンドゥーニの最新刊「SICILIA」の出版記念トークショーが2014年11月16日、フィレンツェのオルティコルトーリ庭園で行われました。メンフィのワイナリー「プラネタ」の全面協力の元、シチリ… 続きを読む
サン・ヴィート・ロ・カポで行われたCous Cous Fest予選はその後フランスVsアメリカ(勝者フランス)、イスラエルVsレバノン(勝者レバノン)、パレスチナVsコートジボワール(勝者コートジボワール)、エリトリアVsイタリア(勝者イタリア)と続き、… 続きを読む
今回の世界クスクス選手権は基本的にクスクスを日常食としている国、地域のみが参加している。審査委員長パオロ・マルキはこういう「スペインにも参加を打診したことがあるが、クスクスは日常食ではないということで辞退された経緯がある。今回はシリアも招待したかった… 続きを読む
6月に行われたGirotonnoはじめ、イタリアの食のイベントを仕切るアンジェラ・アバーテからある日こんな招待状が届いた。「9月末にサン・ヴィート・ロ・カポで行われる世界クスクス選手権に日本代表審査委員としてご参加下さいますようお願い申し上げます」。… 続きを読む
シチリアの州都パレルモから西へ車で1時間、サン・ヴィート・ロ・カポという海辺の町に着くが以前「シチリア美食の王国へ」でも取材したようにこの地は祝いの郷土料理としてクスクスが根付いているクスクスの聖地。
そのクスクスの聖地では毎年9月に「Cous Cous … 続きを読む
述べ30日以上に渡るシチリア食べ歩きの成果を一冊の本に詰め込んだ第一作目の書籍。以後の食べ歩き、フィールドワーク的取材方法を確立したイタリア取材の原点であり市場、食堂、トラットリア、ワインバーといった以後おなじみとなるキーワードが随所にちりばめられた… 続きを読む
パレルモ中心部でさまざまな意味で安心してシチリア料理が食べられる店、というのは実はさほど多くはない。伝統的な郷土料理を出す店を評価するSlow Food協会のガイドブックOsteria d’Italiaでもパレルモの常連といえばIl Maest… 続きを読む
イタリア人は名前をつけるのがうまいなぁと思うことしばしば。レストランの名前なんて最たるもの。あんまりひねらず、覚えやすく。しかし、住所そのまま、オーナーの名前そのまま、というのはどうかと思うけれど、響きが良かったりするから、なるほどねぇ、その手もあっ… 続きを読む
「シチリア島の夕べの祈り」というのはヴェルディの歌劇にもありますが、日本でいえば鎌倉時代の1282年のパレルモで、当時支配者だったフランスの横暴に対してシチリア人が一斉蜂起した事件であります。暴動が起きたのが復活祭の翌日の夕方。暴動が始まった時、ちょ… 続きを読む