内側にも溝がある、Voielloドッピア・リガトゥーラ登場
先日、フィレンツェのレプッブリカ広場にどかーんと掲げられた広告を見て思わずのけぞった。それはトマトソースがからまったヴォイエッロの新作ペンネの広告なのだが、タイトルはドッピア・リガトゥーラ、つまりペンネの内側まで溝が刻み込まれた2枚刃パスタ?なのであ… 続きを読む
先日、フィレンツェのレプッブリカ広場にどかーんと掲げられた広告を見て思わずのけぞった。それはトマトソースがからまったヴォイエッロの新作ペンネの広告なのだが、タイトルはドッピア・リガトゥーラ、つまりペンネの内側まで溝が刻み込まれた2枚刃パスタ?なのであ… 続きを読む
8月のある日、最新のローマ・ストリートフード事情を観察してみようと1日旧市街を歩き、パニノテカ、バール、ピッツェリアなどをあちこちのぞいてみたがローコストフードの大きな流れが主流を占めているのはフィレンツェと変わらず、ちょっとスタイリッシュなパニノテ… 続きを読む
レストランガイド「ガンベロ・ロッソ」で長らくトレ・ガンベリを維持してきた「ロカンダ・アル・ガンベロ・ロッソ」が、この8月31日を最後に閉店する。閉店理由は、料理人ジュリアーナ・サラゴーニの健康問題。長年の立ち仕事で足を悪くし、これ以上続けてはならない… 続きを読む
過日ピエモンテを訪れたとき、バローロ城手前にあるワイン・オープナー博物館をのぞいたら充実したロマーノ・レヴィのグラッパ・コレクションにびっくりしたことがあった。2008年にこの世を去った天使のグラッパ・メーカー、ロマーノ・レヴィとは一度だけ彼の家で会… 続きを読む
食ジャーナリストのDavide Paoliniが主宰するサイトGastronautaで 近頃盛り上がった話題が「反レストランガイド」。Luca Vercelloniというグアルティエロ・マルケージの弟子で食のマーケティングを生業とし、ガストロノミアについて… 続きを読む
Gambero Rossoの創設者でもあるジャーナリスト、ステファノ・ボニッリが2014年8月3日、ローマ市内の病院で息を引き取りました。69才、あまりにも早すぎる死でした。1971年、Manifesto紙の政治記者としてジャーナリストのキャリアをスタ… 続きを読む
大港湾都市ジェノヴァの近代的なベイエリアの片隅に、高い壁に囲まれて周囲から隔絶された庶民的な一画モーロ・ヴェッキオがある。その裏通りにあるのがアンティカ・オステリア・ヴィーコ・パッラ、一説によれば1621年から1628年にかけてジェノヴァに滞在してい… 続きを読む
いまやフィレンツェの名店として名高いトラットリアBuca dell’Orafo(ブカデッロラフォ)。ここ十年この店の厨房を飾ってきた料理人にFerragosto@須賀川の岩崎里美嬢や、現在フィレンツェで最も脂が乗っている日本人料理人、枝澤竜太くんがいる… 続きを読む
2014年7月8日、愛媛県松山市で行われた「COP愛媛イタリアン×生産者交流会」では愛媛県内のイタリア料理店11店が参加し、愛媛県内の食材を使った「愛媛イタリアン」を披露。生産者に実際に自分たちが作った野菜やハーブ、鶏肉などを味わってもらい、食材がイ… 続きを読む
フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の社長、エウジェニオ・アルファンデリはいつも、「老舗はその地位に安穏としていてはいけない。歴史の重みを感じながらも常に変革していかなければすぐに廃れてしまう」と言う。およそ400年間、何度も存亡の危機に遭い… 続きを読む