イタリアの野菜の“正解”がここにある。福岡「フレーゴ」で味わう大地の恵
博多から北へ約30km、玄界灘に面した海岸沿いの田園地帯。長閑で鄙びた農村に、シルヴィオ・カランナンテと花田愛さん夫妻が営む農園レストランがある。こんな田舎に、と言っては失礼だが、まさかここで本物のイタリアに出会えるとは普通は思わないだろう。だが、こ… 続きを読む
博多から北へ約30km、玄界灘に面した海岸沿いの田園地帯。長閑で鄙びた農村に、シルヴィオ・カランナンテと花田愛さん夫妻が営む農園レストランがある。こんな田舎に、と言っては失礼だが、まさかここで本物のイタリアに出会えるとは普通は思わないだろう。だが、こ… 続きを読む
ナポリを代表する郷土菓子スフォリアテッラは偶然の産物だといわれている。時は18世紀、サレルノ近郊サンタ・ローザ・ダ・リマ修道院の厨房でパスタ・フロッラ(練り込みパイ生地)が余ったので、ドライフルーツ、砂糖、リモンチェッロを詰め物にしてオーブンで焼いて… 続きを読む
今は記憶も遠くなりつつある1994年のこと。ナポリでG7サミットが開かれて、当時のアメリカ大統領ビル・クリントンが1934年創業の老舗「ディ・マッテオ Di Matteo」にピッツァを食べに行ったことがあった。クリントンがピッツァを頬張る様子は世界中の多… 続きを読む
昨年、創刊40周年を機にEspresso誌が新たな評価として「金の帽子=Cappello d’Oro」を制定し、いわばイタリア料理界の殿堂入りとして10件を表彰したことは記憶に新しい。中でも90年代のイタリア料理界を牽引し、南イタリアに史上… 続きを読む
「東方見聞録」を書いたマルコ・ポーロが、中国から麺を持ち帰ったことがイタリアにおけるパスタのはじまりだった。そんな間違った説が流布するようになったのは一体いつ頃のことか。一説によれば、それは1929年にアメリカの業界紙「マカロニ・ジャーナル」が掲載し… 続きを読む
フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅を6時40分に出発したエウロスターES9421、ETR500は定刻通りの8時30分、ローマ・テルミニ駅に着いた。駅のホームは乗降客が慌ただしく行き交う、活気あふれる時間帯である。
南イタリアへの旅の… 続きを読む
「地球の歩き方」のテーマ別ガイドGEMストーン・シリーズより好評発売中の「フィレンツェ美食散歩」に次ぐ第二弾として刊行。世界遺産でもあり人気のデスティネーションであるアマルフィ海岸の人気都市アマルフィ、ポジターノ、ラヴェッロを中心に、ソレント、カプリ… 続きを読む
ナポリ下町の極地にしてピッツェリア超激戦区、スパッカ・ナポリのトリブナーリ通りに 「ディ・マッテオ」はある。スパッカ・ナポリの多くのピッツェリア同様「ディ・マッテオ」もいわゆるスップリやアランチーノ、さらには揚げピッツァ「ピッツァ・フリッタ」などを売る… 続きを読む